セミナーレポート

CROCO社の中原氏登壇!ライターの探しかた&育てかたセミナーレポート

公開日:2023/09/28

アクセストレード セミナー担当

株式会社インタースペース

アクセストレード セミナー担当

アクセストレードは、2023年6月にコンテンツマーケティングのあらゆるお悩みに解決策を提供しているCROCO株式会社の中原卓馬さんによるセミナー第二弾「ライターの探しかた&育てかた」を開催しました。

中原さんは、SEOツール「tami-co」を運営するCROCO株式会社のCOOを務める傍ら、現役ディレクターとして様々なメディアのコンサルを手掛けるSEOのプロフェッショナル。

SEOツール「tami-co(たみこ)」とは?

tami-coは、コンテンツマーケティング・コンテンツSEO用記事の作成をサポートするツール。SEOの知識がない初心者のかたでも、検索上位を狙える構成案(タイトル、見出し案)を簡単に作成できます。


<主な機能>

  • タイトル作成補助機能
  • タイトルに必須で記載するキーワードの洗い出し
  • 見出し作成補助機能

前回大好評だったセミナーの第二弾として、今回は「記事制作を外注したい」「ライターに依頼したい」と考えているかたに向けたセミナーを実施しました。

本記事では、その一部をご紹介!
「良いライターさんをどうやって探すの?」「一度頼んでみたけどあまり良い関係値を築けなかった」とお困りのかたは、ぜひ参考にしてくださいね。

ライターを探す方法はいろいろとありますが、本セミナーでは「検索上位記事から探す」「Googleブックスで探す」「YouTubeで探す」という方法を紹介しました。

今回はその中でも、「Googleブックスで探す」「YouTubeで探す」方法についてお伝えします。

Googleブックスで探す

Googleブックスとは、Googleが提供している書籍の全文検索サービスのこと。検索窓でキーワードやジャンルを検索すると関連した書籍が表示されます。

Googleブックスの特長は、中身を試し読みできること(対象外の書籍あり)。

中原さんは、Googleブックスで自分が狙っているキーワードやジャンルを検索。より自分が求めている専門知識を持っている著者を探すために、表示された書籍の中身を確認し依頼するかどうかを判断しているそうです。

なぜなら、「ダイエット」について書いている書籍の場合、「器具を使ったダイエット方法」を紹介している場合と、「道具なしの自重トレーニングをメインとしたダイエット方法」を紹介している場合があるから。

同じジャンルについての書籍でも、タイトルを見るだけでは著者がどのような専門知識を持っているのかわからないので、Googleブックスで検索して書籍の中身を確認することが大切なんだそうです。

Googleブックスで表示された著者は、Google内で名前とキーワードが紐づけされているので、Googleからの評価も高く、信頼性の担保もクリアできます。結果として記事の順位が上がりやすくなるそうですよ。

YouTubeで探す

YouTubeで狙っているキーワードやジャンル名で検索して探すのもおすすめなんだそう。

YouTubeで活動している方々は、SEO市場でライティングをやっていないかたが多いため、他社記事と内容が被りにくいというメリットがあります。また、自分を知ってもらう接点を増やしたい、露出を増やしたいと考えている人も多いので意外と依頼をOKしてくれる場合も多いようです。

ただし、普段から文章を書くことに慣れていない人が多いため、「動画をコンテンツ化するのはOK」「できた記事の監修ならOK」などという場合も。依頼の方法を工夫する必要があるようです。

続いて、実際にライターに依頼するとなった場合に確認しておくべきことのお話に。

依頼前に確認しておくと良いこと


  • 構成案は自分で作っているか?
  • 画像は自分で作成or選んだのか?
  • 引用先の選定は自分でやったのか?

構成案については依頼元の会社が作成していて、実際には執筆しかしてないというライターも多いため、構成案を自分で作っているという場合は、「どうやって作ったのか」を細かく聞くことが大切なんだそう。

画像に関しても、「ライターが作成している」「ライターが選定している」「依頼元の会社が選定している」など様々なパターンがあります。依頼しようと思っているライターが、どの程度のスキルがあるのかを確認しておきましょう。

ポートフォリオを送ってもらうという方法もよくありますが、それよりもライター自身で運営しているブログを教えてもらうほうが、実際のライティング力がわかるため良いそうです。

なぜなら、ポートフォリオに載せている「完成された記事」はライターが書いた”原文ママ”の文章ではなく、編集者が仕上げているという場合があるからです。そのため、個人で運営しているブログを確認することで、依頼した場合にどのような仕上がりになるのか想像できる、ということでした。

依頼する時点で確認・すり合わせをしっかりしておかないと、想像していたものと納品されたもののミスマッチが発生してしまい結局修正が大変になってしまうそうです。だからこそ、依頼前のすり合わせが大事なんですね。

続いて、中原さんがライターを育てるためにやっていることを教えてもらいました。
その中から、ライターへのフィードバック方法について紹介します。

1.対面or顔出しのオンラインミーティングでフィードバックする

顔を見合わせて時間をかけて話をすることが大事。
テキストだけでのやり取りでは、思ったことが伝わりきらない場合があり、ライターとの関係が悪化してしまうこともあるようです。

オンラインやリアルで顔出しすることによってお互い安心感が増し、円滑なコミュニケーションをとれるようになります。また、顔を見た者同士だと変なことをされづらい…なんてお話もありました。(笑)

2.ドリルダウン方式でフィードバックする

全体の流れを伝えるためには、粒度の大きいものから説明していくことが大事。
中原さんのおすすめは、まず全体の方向性が合っているのか?その次に、PREP法*で書けているのかなどの論法を確認。その次に、細かい文章表現について確認していく…、という感じのドリルダウン方式のフィードバック方法にすること。

点と点のフィードバックだけだとライターが混乱してしまったり、言われたところだけを直す作業になってしまったりと、育成には繋がりません。大切なのは繋がりや流れを意識して話をすること、だそうです。

*PREP法について詳しく知りたいかたはこちら!
【ビギナー講座】書くのは苦手?大丈夫!アフィリエイト記事の書きかた

3.ライターをサンドバックにしない

なんでなんでと詰めて質問攻めはしないようにすることが大事。
自分が求めていたレベルの文章ではない、レベルの低い文章が返ってきた時に「なんでこうしたの?」「どういう意図があるの?」「本当にわかってる?」など、質問攻めにするとライターは委縮してしまうとのこと。

より良いものを作るため、双方向でコミュニケーションがとれる関係値を築けると良いですね。

4.悪い点だけではなく良い点も伝える

フィードバックで悪い点だけを伝えてしまうのは「あるある」だけど、良くない。
中原さん曰く、前向きな気持ちで修正してもらうためには、ポジティブ⇒ネガティブ⇒ポジティブのサンドイッチを意識してフィードバックすることが大事なんだそう。

初めて依頼するライターの場合、フィードバックに時間がかかることはあたりまえのようで中原さんも1記事1〜2時間かかけているとのことでした。

最初の3ヶ月は時間がかかるかもしれませんが、丁寧にフィードバックを行うと時間をかけた分だけ結果が返ってくるので、そのあとの工数削減に繋がるそうです。

ここからはセミナー当日のQ&Aをご紹介!

今回はセミナー後半、ほぼ半分の時間を使って参加パートナーからの質問に丁寧に回答してくれました。その中から何点かピックアップして紹介します。

資金に余裕がない場合もライターさんに依頼したほうがいいの?

中原さん:ライターさんに依頼するとなった場合に、最初に頭に浮かぶのはクラウドソーシングサービスかなと思います。「文字単価○円」という条件で募集して記事を書いてもらう流れですね。ただ経験上、文字単価を指定して書いてもらった記事だと検索順位が上がらないことが多く、そのあとの順位を上げるための編集の手間を考えると、結局自分で書いたほうが早い!となりがちです。

一般的に企業が運営している検索上位サイトは、1記事あたり4〜5万程度予算をかけています。この事実をふまえて、個人サイトが文字単価1円で5000文字=5000円の記事を作ったところで、上位記事に勝てるのか?という話になるんですよね。だったら予算があまりない場合は、自分で書いたほうがコスパ良し!です。

金額などの条件はどうやって交渉しているの?

中原さん:僕が依頼をする際は、最初から「こういうお仕事を依頼したいです!金額はこのくらいで依頼したいです!」とはっきり伝えています。そうしないと、お互い条件面の探り合いになってしまって、無駄なやり取りが発生してしまうからです。仕事ができるライターさんだと「その金額だと厳しいです。このくらいだったらOKです。」とはっきり言ってくれることが多いですよ。

コピペ対策はどうしてる?

中原さん:フィードバックの時に、率直に「ほかの記事パクってませんか?」って聞いてます。(笑) その時に使っているのが、CROCO社で作成した「chiyo-co」というコピペ対策ツール。月10記事までは無料で使えるのでぜひチェックしてみてくださいね!

このツールを活用して、フィードバック時に丁寧にコピペしていると思われる箇所の説明をする、これを繰り返すことで徐々になくなっていきますよ。

今回登壇していただいた中原さんはアクセストレードセミナー2回目。中原さんが普段の業務で実践しているやりかたをお話してもらい、参加パートナーからは「具体的な依頼方法がわかってよかった」「活を入れてもらえた!」という声をいただきました。

外注と聞くと「どうやって良いライターに依頼するか」を考えてしまいがちですが、丸投げするのではなく、自分のパートナーになってもらうためにライターさんとどうコミュニケーションをとっていくかを考えることが大切なんだと感じました。

残念ながら今回のセミナーに参加できなかったというかたは、ぜひ次回参加してみてください!

アクセストレードでは今後もアフィリエイターの皆さんのレベルアップに繋がるようなセミナーをたくさん開催する予定です。ご自身の目標にマッチしたセミナーを見つけたら、ぜひ気軽に参加してみてくださいね♪

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アクセストレード セミナー担当

株式会社インタースペース

アクセストレード セミナー担当

アクセストレードのセミナー企画担当者。
リアルセミナーの様子からウェビナー裏話・こぼれ話まで、アフィリエイターの皆さんに役立つ情報をお届けするべく奔走中。

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