アフィリエイトサイトを運営していると、いろいろと出てくる悩み。試行錯誤しつつも、自分だけではちょっと行き詰まってきたかもしれない…そんな思いを抱えているかたはいませんか?
そこでアクセストレードは2022年8月、トップアフィリエイターのクニトミさんをお招きし「累計4億円を達成したブログ運営から学ぶ!サイト設計からSEOコンテンツの作りかたセミナー」を開催しました。
クニトミさんは「副業コンパス」というブログを運営。またサラリーマン時代に0から月2,900万円以上を稼ぐアフィリエイトサイトを作りあげたのち、売却で2億円&個人で別途運営するブログで2億円、計4億円の売上を達成されています。
本セミナーの参加パートナーは、なんと約300名!
約2時間半というボリューミーな内容でしたが、チャットを活用し参加者も一体となったセミナーは大変盛り上がりました。
本記事では、セミナーで紹介された内容の一部をレポートしていきます。
売上アップには「全体像の把握」と「優先順位の理解」が重要!
まず初めに、アフィリエイト(ブログ)で稼ぐためには、売上の全体像を理解し、正しい優先順位をつけることが大事!というお話がありました。
運営に行き詰まってきたと考える人の中には、売上の全体像に対する理解が浅く、売上の上がらない理由は何なのかを明確に掴めず正しく改善策を打てていない人が多いようです。
まずは、アフィリエイトの売上はどういった要素から成り立っているのか?を確認していきましょう。
|アフィリエイト売上を構成する5つの要素
- PV数|サイト(ブログ)へのアクセス数
- 誘導率|申込みページにアクセスした割合
- 申込率|申込みに至った割合
- 商品単価(報酬)|1件の成果に対して支払われる報酬金額
- 承認率|発生した成果のうち承認される割合
この中でも自分でコントロールできるのは申込率以外の4つ。
そして特に優先すべきなのが「PV数」と「商品単価(報酬)」です。
なぜなら、「PV数」はお客様がページを閲覧した数でもあるからです。いくら良い商品を紹介していてもサイトを見に来てもらわないことには商品は売れません。
そして「商品単価(報酬)」が低いと、いくらお客さんを多く呼び込んでも大量に購入されない限りは、手間をかけた分の利益がでません。
誘導率や承認率は、サイトに入ってきたユーザーから商品購入してもらえるよう、コンテンツ内容をブラッシュアップする施策になります。
なので、まずはどうやったらPV数が増えるのかを考え、紹介する商品は商品単価(報酬)が高い商品を選ぶことが優先事項となるのです。
具体的に、PV数を改善させるためにはSEO対策やキーワード選定、良い記事の執筆が重要です。
また商品単価(報酬)を改善していくということは、より商品単価(報酬)の高い商品を選ぶということです。そのためには、ジャンル選定や商品リサーチに力を入れていく必要があります。
ブログを運営していると、やることがたくさん出てきて何から手をつけていいかわからなくなることがあります。
でも今、自分がやろうとしていることが何の要素をアップさせようとしているのか?に気づけると優先順位がはっきりします。
ブログ運営をしていると、つい見た目にこだわってしまうことも。
「リンクボタンは色何がいいかな?」「目次をもっと見やすくしたほうがいいかな?」と時間を費やしてしまいがちです。でもこれらは誘導率に繋がるもの。それよりもPV数アップや商品単価(報酬)アップに繋がる要素を強化していこう!と優先順位を意識して判断できるようになりましょう。
ジャンル選定のコツ
売上の全体像を掴み、優先順位をつけて正しい施策を行うことが大事!と学べたところで、続いては具体的な施策のお話に入っていきました。まずはジャンル選定について。
ブログのジャンルを選ぶ時は「好き・興味関心があるジャンル」または「得意なジャンル」を選ぶのが1番!
興味があるものだと好きになることができるので継続していきます。そして継続していくうちに自ずと内容も深いものになるので専門性が高まります。専門性がつくと役立つ情報を発信できるようになります。そうなると検索順位がアップしアクセス数の増加に繋がり、ブログで稼げるようになるという良いいサイクルになります。
そして、できれば稼げるジャンルにするのがおすすめ。つまりできるだけ商品単価(報酬)の高いジャンルにするということ。例えば商品単価(報酬)が100円/件のプログラムと5,000円/件のプログラムの場合、10件承認されたときの金額には大きな差が出ます。
お気に入りのジャンルが見つからない場合は、生活の質を高めるジャンルがおすすめ。例えば、投資系・収入UP系・節約系…など。お金のジャンルは自分の知識も増え、年収アップや支出の削減に繋がり楽しく継続できる場合が多いので自身の生活にも好循環が生まれ、さらにブログのネタにもなるので一石二鳥です!
ちなみに、ジャンルは何度変更してもOK。なぜなら一発で当てるのは難しいから!
クニトミさんも旅行→ヒッチハイク→投資→ブログ、とジャンルを変更したそうですよ。
稼げるキーワードの選定について
ジャンル選定について学べたところで、次の施策はPV数を増やすためのキーワード選定についてお話いただきました。
キーワード選定方法
「美味しいランチが食べたいけど、東京駅はあまり馴染みがない…」そんな時、みなさんならどんなキーワードを検索ボックスに打ちますか?「東京駅 ランチ おすすめ」「東京駅 ランチ おしゃれ」こんなキーワードではないでしょうか??
つまり、キーワードとはユーザーの悩みを表したもの。この悩み(キーワード)を解決するには? その答えを記事にすることが必要です。
そして大前提として、キーワードは必ず「稼げるもの」を選ぶのがポイント!
- 1位をとっても10PVしかない(=見られない)
- PV数は多くても商品購入しない層ばかりが集まる(=購入されない)
などは稼げないのであまりおすすめはできません。
|稼ぐためのキーワード選定3つの軸
- PV数がある(=検索ボリュームがある)
- 稼ぎやすい(=検索上位のサイトで使われている)
- 上位表示される
これら3つの軸を参考に、キーワードを選定しましょう。
キーワードの洗い出しかたは主に2種類。
1.自分の頭で考える
選定したジャンルで、どんな人に役立つのか?を考えその回答を用意することが重要です。
2.競合サイトの分析
まずは稼いでいそうな競合アフィリエイトサイトを見つけ、分析し、参考にできるポイントをマネすることが成功への一歩に繋がります。稼いでいそうなサイトを見つけるには「ビッグキーワード」で検索してみること。
上位にヒットしたサイトはどんな記事を書いているのか?記事カテゴリーなどをチェックしてみましょう。そこからキーワードを絞り込むのがおすすめです。
ロングテールキーワードを侮るなかれ!
ロングテールキーワードとは、月間検索数が100以上500未満のキーワードのこと。
競合が少ないので、比較的簡単に上位表示されやすいという特徴があります。
初心者のかたは、まずロングテールキーワードから取り組むことをおすすめします。
理由は、「読者のニーズがはっきりしている」「検索上位に表示されやすい」「お宝キーワードが眠っている」から。
実際に、クニトミさんが運営されているブログでもロングテールキーワードが数百万円の売上を生むこともあったそうです。
また、ロングテールキーワードで上位表示され評価された記事は、ミドルキーワードでも順位が上がることもあるとか。
ロングテールキーワードの記事は、ユーザーニーズに合った悩みを深掘りしているため、必然的に滞在時間が長くなります。そして、ロングテールキーワードで評価されてくるとサイト自体の評価も上がり、さらにミドルキーワードやビッグキーワードの検索結果でも上位表示されるようになります。
あとは申込みに繋がりやすいキーワードを選んで、ひたすら良い記事を書くだけです!
記事を書く前には必ず「ペルソナ設定」をしよう
ジャンル選定して、キーワード選定して、あとは良い記事を書くだけ!というところまでお話が進んだところで、その「良い記事」を書くためのステップを具体的に教えてくださいました。
良い記事とはユーザーの悩みを解決できる記事のこと。悩みを解決できる良い記事を書ければ、ユーザーとGoogleからの評価が上がり検索上位に表示されるようになります。
そして大事なのは1キーワードを狙って渾身の1記事を書くということ。1記事内で複数キーワードを狙うと中途半端になってしまいます。
いきなり記事を書くのではなく、まずは設計書ともいえる記事構成案を作っていきましょう。
セミナーでは記事構成案作りの全体像として3つのステップからそれぞれ詳しく説明していただきました。その中から本レポートでは「ペルソナ設定」について紹介していきます。
「ペルソナを設定する」と聞くと、30代・男性・会社員・どこに住んでいて…などという設定を想像しそうですが、クニトミさんが考えるペルソナは少し違います。
|クニトミ流ペルソナ設定項目
- キーワードを検索したユーザーが最も知りたいことは?
- キーワードを検索した目的は?
- 目的を実現するために必要な情報は?
この項目なら、すぐ記事に落とし込むことができて、わかりやすいですよね。
ユーザーがそのキーワードを検索して何を1番に知りたいのか?を知ったうえで、実現したいことは何なのか?を考えていくことが重要です。
具体的に考えていく際には、画像のように頭の中でユーザーと会話してみると入れるべき情報や記事構成のイメージもつきやすくなります。会話を通して悩みを引き出してあげるイメージですね。
あとはユーザーが理解しやすい記事の流れを考えるだけです。
良い記事の書きかた
記事構成ができあがったあとは、いよいよ記事本文に落とし込んでいきます。最後にクニトミさん流の読者を引きつける記事の書きかたについて詳しく教えていただきました。
|3つのパートにざっくりわけたブログ記事構成
- 書き出し|悩む読者を記事に本文に引きこむパート
- 本文|伝えたいことを的確に伝えるパート
- まとめ|次の行動に誘導するパート
ここからは、それぞれのパートで具体的にどのように書いていけばいいのか?のポイントをお伝えしていきます。
魅力的な「書き出し」のテンプレート
クニトミさんは「書き出しは自己紹介のようなもの」という表現を。書き出しで一気に読者を魅了することがミソのようです。
また、書き出しもテンプレート化すると迷わずに書き進めることができます。
ここではクニトミさん式の「書き出しテンプレート」をご紹介しましょう。
|書き出しのテンプレート
- 読者の悩みを明確にする
- 解決できることを伝える
- 解決できる根拠を示す
- 記事の要約を伝える
- この記事を読んで得られることを伝える
この流れを意識して書き出しを作ってみると、「まさに、このことで悩んでいたんだよね!」「最後まで読んでみようかな」と読者を一気に本文まで引き込めます。
魅力的な「本文」のテンプレート
本文は商品を購入するかを決める重要な要素です。
本文の役割は記事で伝えたいことを伝え、読者の悩みを解決し、まとめまで誘導すること。
そのため、読者をまとめまで引き込む魅力的な文章が必要です。
良い本文は、読者を記事に惹きつけます。その上で「ファン化」していくことを目指しましょう。
本文を作る際にもテンプレートを活用すると、とても便利です。結論から先に書く方法(いわゆるPREP法)を活用すると魅力的な本文になるとのことでした。
|本文のテンプレート(PREP法)
- 結論(Point)|結論〇〇です
- 理由(Reason)|なぜなら〇〇だからです
- 具体例(Example)|例えば〇〇があります
- 結論(Point)|したがって〇〇なんです
また、同じ接続詞や文末ばかりだと機械的で人間味のない文章と感じられてしまいます。接続詞や文末のバリエーションを増やすことで、一気に人間味のある文章になりユーザーも読みやすくなりますよ。
「まとめ」の書きかた
まとめは、あなたのお願いを聞いてもらうパートと考えていいそう。長く書きすぎるとその後のコンバージョン率が下がってしまうため、15〜20行程度に収めるのが効果的です。
まとめを書く際のポイントは下記の3点です。
|まとめの書きかた
- 本文の内容を箇条書きでまとめる
- 記事の主張を実践した結果、読者の悩みが解決できることを再度伝える
- CTA(申込みボタンやリンクなど)を設置する
レポート編集後記
今回登壇してくださったクニトミさんは、本業でも副業でもブログ運営に携わってきた、まさにアフィリエイトのプロ。成果を上げてきたクニトミさんだからこその熱いセミナーは、参加者のみなさんのやる気アップにも繋がったのではないでしょうか。もちろん参加したスタッフも大変勉強になり、2時間半うなずきっぱなしでした。(笑)
セミナーの最後にはたっぷりと質疑応答時間もとってくださり、参加者からのリアルな質問にバシバシと回答いただきました。事後アンケートでも「今まで受けたセミナーのなかで一番わかりやすく、参考になりました」「ライブでしか汲み取れないニュアンスやポロッと出たお話しを聞けて良かったです」などの声が寄せられ、大変充実したセミナーとなりました。
残念ながら今回のセミナーに参加できなかったというかたは、ぜひ次回参加してみてください!
アクセストレードでは、今後もアフィリエイターの皆さんのレベルアップに繋がるようなセミナーをどんどん開催してまいります。興味のあるテーマのセミナーがあれば、ぜひお気軽に参加してみてくださいね♪
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★クニトミさんのインタビュー記事も公開中★
こちらもブログ運営のテクニックや成果を上げる方法などの情報満載。
クニトミさんの頭の中がわかります!
ご注意ください
- 本記事の内容は、2022/09/29更新時点の情報です。更新日より期間が経過している場合など、状況により現在の情報とは異なる可能性があります。
- 一部、体験談などの執筆者の個人的な意見、株式会社インタースペース(アクセストレード)以外が提供するサービスの紹介が含まれる場合もあります。情報の内容には十分に注意しておりますが、万が一、損害やトラブルが生じた場合も責任を負いかねますので、内容をご確認の上ご自身の判断のもとでご利用ください。
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