はじめまして。フリーランスで編集・ライターをしております小谷まゆみです。
この連載では、雑誌・書籍の制作現場での私の経験をふまえて、文章の“ブラッシュアップ法”についてご紹介していきたいと思います。
ご自身の文章を見直し、より伝わりやすいものにするために、ぜひ参考にしてくださいね。
今回はまず、編集の現場で行われている「校正」という作業についてご紹介します。
はじめまして。フリーランスで編集・ライターをしております小谷まゆみです。
この連載では、雑誌・書籍の制作現場での私の経験をふまえて、文章の“ブラッシュアップ法”についてご紹介していきたいと思います。
ご自身の文章を見直し、より伝わりやすいものにするために、ぜひ参考にしてくださいね。
今回はまず、編集の現場で行われている「校正」という作業についてご紹介します。
校正を行うのは、その書籍や雑誌を担当する編集者である場合が多いですが、出版社によっては、校正専門の社員を置いていることもあります。それほど、大切な工程なのです。
ただ、アフィリエイターさんの場合は、自分ひとりで書いていることが多いでしょうから、他の人に読んで
チェックしてもらうのはなかなか難しいかもしれません。
そんなときは、完成した文章を自分で読み直す(できれば少し時間を置いてから)だけでも、だいぶ違うはずですよ。
また、校正を行う際には、次のような点に気をつけてみてください。
パソコンで文章を作成することの多い現代、とくに起こりやすいのが「漢字の誤変換」です。
また、既存のデータや別のアプリケーションでつくったテキストからコピペするときにも注意。
余計な部分までコピーしてしまったり、コピペのつもりが「カットアンドペースト」してしまい、
元の文章を削ってしまったりすることがあります。
金額や電話番号、住所など、数字がらみの部分は間違いがあると大問題になりかねないことが多いので、
とくに気をつけましょう。
リンクを張ったときは、実際にクリックしてみて、目的のページに間違いなく飛べるかどうかを
確認しましょう。
そのほか、出版物の校正では「表記・表現の統一」を行うのが基本で、たいていは出版社ごと・媒体ごとに統一の規則が決まっています。
これについて、次にご紹介します。
ご注意ください