サイト運用 2016/11/09
情報更新日:2016/11/30
今回は、内部リンクについてお話します。内部リンクのリンク効果は認められていると言われています。
ただ、弊社実績によると、より効果を高めるには、色々な工夫を適切に行うことにより強力なSEO効果が期待できますので、是非実践してみてください。
内部リンクにはSEOにプラスの効果が見込めます。
質の良い外部サイトからの被リンクは検索上位表示に大きな効果がありますが、内部リンクにもSEO効果が見込めます。また検索エンジンにインデックスを促す効果も望めます。
たとえば弊社ではインデックスを促進するためにGoogleの「fetch as google」を利用していますが、サイト価値が低い最初の6カ月はなかなかスムーズにインデックスされません。
このような時、既にインデックスされており、アクセスが多いページからインデックスしたいページに向けて内部リンクを送るとインデックスが早まります。
ではこのような効果を最大限発揮するためには、内部リンクを構築する際にどのようなことを意識すればいいのでしょうか。
まず1つ目は、被リンクをたくさん受けている、すなわち価値が高いページからの内部リンクです。
例えば弊社が運営するアフィリエイトサイトには、SNS広告を駆使してバズらせた記事が複数あります。
それらの記事は、はてなブックマークの数で言うと100〜600ブックマーク程度のページで、はてなブックマーク以外のサイトからもリンクを受けているので、検索エンジンからの評価が非常に高いと見なされるケースが多いです。
このようなページから上位表示したいページへ内部リンクすると、かなりの効果が期待できます。
参考までに、はてなブックマークで100〜600ブックマークされているとなると、被リンク数に換算した場合300〜3000リンク程度(※1)を得ているページに相当します。
※1 被リンク数は拡散のされ方、他社メディアでの取り上げられ方によって異なります。
2つ目が記事内容に関連性があるページからの内部リンクです。
例えば・・・
「青クマ(※2) 治し方」というキーワードで上位表示するために、青クマについての記事を書くとします。
※2 クマとは目の下のクマのことです。
この記事を
「上位表示させたい!」
もしくは
「今は10位だけど最低でも5位以内に入りたい!」
という場合、弊社では以下のような形をとります。
「茶クマ(※3) 治し方」「黒クマ(※4) 治し方」など関連性の高い記事を書いて、それらの記事から内部リンクを貼ります。
※3、4 目の下のクマには3種類あり、原因が違うと言われています。
このように関連するページからのリンクも高い効果が見込めます。
3つ目は、何らかのキーワードで上位表示されており、実際にアクセスを集めているページからの内部リンクです。
弊社でもより効果的な内部リンクをさせる時には、まずニッチなキーワードを探し出し、そのキーワードでページを上位表示させてから、内部リンクを貼ることが多いです。
4つ目は、ユーザーを上位表示したいページに誘導するというものです。
単純な内部リンクよりも、実際にユーザーを別ページに誘導できている「活きた内部リンク」の方が高い効果を見込めます。
このようなお話をすると「とにかく内部リンクを送れ!!」と思うかもしれませんが、それは一概に良いとは言えません。
外部リンクと違って「サイトへの不自然なリンク」によるペナルティ処置の対象にはなりませんが、別のペナルティに該当してしまう可能性があります。
実際に弊社でも過去に一度「品質に関する問題」というコンテンツ面でのペナルティを受けたことがあります。
それは2012年10月と古い事例ではありますが、全てのページをニッチなキーワードで上位表示し、特に関連性のないページからも、上位表示したいキーワードを狙って作成した記事にリンクを貼っていました。
このケースは以下のガイドラインに接触していたものと推測されます。
品質に関するガイドライン「誘導ページ」
https://support.google.com/webmasters/answer/2721311
このように
行為はGoogleによるペナルティの対象となる可能性もあるので十分な注意が必要です。
株式会社Smartaleck 代表取締役
SEO対策コンサルタント、アフィリエイター支援事業を展開。著書に「SEO対策 検索上位サイトの法則52」「アフィリエイト報酬アップの絶対法則61」がある。
【公式サイト】株式会社Smartaleck
【公式ブログ】河井大志 公式ブログ
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