コンテンツ制作

よいコンテンツの書きかた(ライティング技術)PART3《河井大志アフィリ論10》

公開日:2015/11/25

河井 大志(カワイ ダイシ)

株式会社Smartaleck 代表取締役

河井 大志(カワイ ダイシ)

前回の《河井大志のアフィリエイト論8・9》では、狙っているキーワードの検索意図を見出して、どのようなコンテンツが求められているのかを見抜く方法をご紹介しました。

次は、実際に記事を書いていく作業に入ります。

狙っているキーワードの検索意図を見抜き、それを満たすコンテンツがどんなものなのか分かれば、次は実際に記事を書いていきます。 しかし多くのアフィリエイターさんは「記事をどうやって書いていいか分からない」ので手が動かない・・・という状態に陥ってしまいます。 それもそのはずで、ワードやテキストを開きいきなり文章を書こうと思っても、手は動きません。 小説家であればすらすら文章が出てくるかもしれませんが、ふつうはそう簡単に文章を書けるものではないからです。 そこで記事を書く前に、まずは「おおまかな目次」を考えるようにしましょう。

「酵素ドリンク」というキーワードで、上位表示を目指す例を考えてみましょう。

「酵素ドリンク」と調べる人はどんな意図をもって検索しているのかを考え、記事を書くにあたって検索意図を満たすためのおおまかな構成を考えます。

本でいうと「目次」にあたる部分です。

それが次の構成です。


  1. 酵素ドリンクとは
  2. 素ドリンクの効果
  3. 酵素ドリンクのメリット、デメリット
  4. プチ断食の仕方
  5. 飲むべき人、飲んではいけない人
  6. 酵素ドリンクに頼らない食生活
  7. 自宅でできるダイエット方法
  8. おススメの酵素ドリンク一覧
  9. まとめ

「酵素ドリンク」の検索意図は下記のようなものと判断し、その検索意図を満たし順番に読めば、自分にピッタリあった酵素ドリンク選べるようにします。

検索意図

酵素ドリンクってよく聞くけどそもそも何なのか、どんな効果があり、飲むメリット・デメリットはあるのか?そして、色んな酵素ドリンクがあるけれど、それぞれの特徴や価格の比較をして自分にあったものがあれば購入してみたい。

次にやるべきことは、考えた大項目(目次)のうち、説明しなければならないものは分割するということです。 例えば「酵素ドリンクとは」は分割して説明しなくても、酵素ドリンクのざっくりした説明でよいと思いますが「酵素ドリンクのメリット、デメリット」に関しては「メリット」と「デメリット」の説明に分割できます。 そのように考えて、分割し「中項目」を付け加えたのが下記です。

  • 1.酵素ドリンクとは
  • 2.酵素ドリンクの効果
  • 3.酵素ドリンクのメリット、デメリット
    • 3−1メリット
    • 3−2デメリット
  • 4.プチ断食の仕方
  • 5.飲むべき人、飲んではいけない人
    • 5−1飲むべき人
    • 5−2飲んではいけない人
  • 6.酵素ドリンクに頼らない食生活
    • 6−1食事の初めに野菜を口にする
    • 6−2脂っこいものを食べない
    • 6−3タバコを吸わない
    • 6−4酵素満点の野菜一覧
  • 7.自宅でできるダイエット方法
    • 7−1足上げ運動
    • 7−2腹筋5回
    • 7−3腕立て伏せ3回
    • 7−4おススメの書籍
  • 8.おススメの酵素ドリンク一覧
    • 8−1A商品
    • 8−2B商品
    • 8−3C商品
  • 9.まとめ

そして、同じように中項目を分割して説明した方がよいものは、さらに分割して項目を付け加えます。(小項目)


  • 1.酵素ドリンクとは
  • 2.酵素ドリンクの効果
  • 3.酵素ドリンクのメリット、デメリット
    • 3−1メリット
    • 3−2デメリット
  • 4.プチ断食の仕方
  • 5.飲むべき人、飲んではいけない人
    • 5−1飲むべき人
    • 5−2飲んではいけない人
  • 6.酵素ドリンクに頼らない食生活
    • 6−1食事の初めに野菜を口にする
    • 6−2脂っこいものを食べない
    • 6−3タバコを吸わない
    • 6−4酵素満点の野菜一覧
      • 6−4−1ブロッコリー
      • 6−4−2トマト
      • 6−4−3キャベツ
  • 7.自宅でできるダイエット方法
    • 7−1足上げ運動
    • 7−2腹筋5回
    • 7−3腕立て伏せ3回
    • 7−4おススメの書籍
  • 8.おススメの酵素ドリンク一覧
    • 8−1A商品
    • 8−2B商品
    • 8−3C商品
  • 9.まとめ

最後の小項目に関しては、分割したほうがよいものは少ないかと思いますので、無理に分割しなくてもかまいません。

最低限、大項目と中項目くらいまで目次を作れるようになれば十分です。

さて、このように大項目、中項目、小項目という目次をつくりました。 あとはこの目次に対して肉付けをしていけば、立派な記事ができ上がります。 例に挙げた目次は、大中小合わせて29項目に分かれています。 仮に1項目辺り100文字で完結にまとめても、2,900文字の記事になります。 この記事制作方法は、人によって異なります。 マインドマップツールを使って記事制作する人もいれば、私のように目次を作って記事制作する人もいます。 その他の方法もあるかもしれませんが、初心者の場合、まずは「目次」を作って、その目次に肉付けしていくイメージで記事を書いていくのが一番分かりやいかと思います。 この項目数は、最低10項目作らないといけないというルールはありません。 あくまでも、狙いっているキーワードの検索を満たすために 「こういう順番で説明していこう」 「こういうことも説明してあげよう」 という気持ちで、目次を作ってください。

このやりかたを採用してから、多くのアフィリエイターさんが記事を書けるようになりました。

もちろん初めは戸惑うかもしれませんが、「目次」を作る効果は絶大です。

この方法を採用して書いた、たくさんの記事がいろいろなキーワードで上位表示されていますので、ぜひ試してください。

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河井 大志(カワイ ダイシ)

株式会社Smartaleck 代表取締役

河井 大志(カワイ ダイシ)

SEO対策コンサルタント、アフィリエイター支援事業を展開。著書に「SEO対策 検索上位サイトの法則52」「アフィリエイト報酬アップの絶対法則61」がある。

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