●前回の復習
前回までの《河井大志アフィリ論1〜4》では、アフィリエイトサイト・アフィリエイターの在りかたやコンテンツマーケティングなど、アフィリエイトをするうえでの「基礎的な考えかた」をご紹介しました。
今回からは、具体的な集客方法の説明に入っていきます。
●アフィリエイト手法にとらわれないことが大切
集客を考えるうえで大事なのは、アフィリエイト手法にとらわれないことです。
メジャーなアフィリエイト手法には「サイトアフィリエイト」や「ブログアフィリエイト」をはじめとし、アドセンス/メルマガ/Twitterアフィリエイト/Facebookアフィリエイトなどがありますが、これら1つ1つを切り分けないほうが実は効果的です。
なぜなら、それぞれの手法は「集客方法」「メディア」「取扱商品」の組み合わせが異なるだけで、重なり合う要素がたくさんあるためです。
例えば、サイトアフィリエイトとブログアフィリエイトだと、「集客方法」と「取扱商品」は似ていて、はっきりと異なるのは、「ホームページ形式でアフィリエイト」するのか「ブログ形式でアフィリエイト」するのかという「メディア」の違いだけです。
そうやって本質的に考えていくと、最終的に1つのアフィリエイト手法しかない、とも言えるのです。
つまり、これらのアフィリエイト手法を合わせて考えるべきなのです。
「サイトアフィリエイト」を基本として、様々な要素を付け加えていく方法が好ましいでしょう。
どういうことかと言うと、サイトアフィリエイトは(HTML形式の)サイトを構築して、狙ったキーワードでSEO対策して上位表示させるアフィリエイト手法ですが、その形に限定される必要はないということです。
・「HTML形式」でサイトを構築せず、無料ブログやWordPressを利用する。
・集客方法はSEO対策で上位表示するだけではなく、PPC広告も利用する。
・訪問ユーザーにTwitterやFacebookで記事をシェアしてもらうために工夫する。
・ファンになってもらうために、メルマガ登録してもらう。
・取り扱いたい商品が見つからない場合、適切な広告を表示できるGoogleアドセンスを利用して収益化を図る。
このように、要素を合体したアフィリエイト手法が1番よいのです。
アフィリエイト手法に目移りしてしまって、1つの手法で成果が出なければ次…となりがちですが、それではいつまで経っても満足のいく報酬は得にくいでしょう。
ちなみに、高額な塾やスクールでうたわれている「たった〇〇分で〇〇万円稼ぐ」「寝ながら〇〇万円稼ぐ」という魔法のようなアフィリエイト手法は存在しませんのでご注意を!
それでは、基本となるサイトアフィリエイトに必要な「集客方法」についての本題に入ります。