アフィリエイト運用

アフィリエイターからブロガーへの進化論《河井大志アフィリ論2》

公開日:2015/07/08

河井 大志(カワイ ダイシ)

株式会社Smartaleck 代表取締役

河井 大志(カワイ ダイシ)

前回の《河井大志アフィリ論1》では、「アフィリエイトサイトはメディアである」という考えかたを、「サイト軸」の観点からご説明しました。

今回は、皆さんのアフィリエイトサイトがメディアになるために参考となる、「実践者軸」つまり「アフィリエイター軸」についてのお話をさせていただきます。

まず、皆さんはアフィリエイトをしているわけですから、「アフィリエイター」という自覚は持っていると思います。しかし、稼いでいるアフィリエイターになると、「アフィリエイターの域」を脱していることが多いのです。

つまり、「ブロガー」になっているということです。
※ここで言う「ブロガー」の意味は、このあとご説明します。

では、ブロガーとアフィリエイターでは、どのような違いがあるのでしょうか?

ブロガーの本来の意味は「ブログをしている人」ですので、ブログでアフィリエイトサイトを運営していれば、ブロガーと言えばブロガーです。 しかし私が言いたい「ブロガー」とは、 「ブログで有益な情報を発信している人」や「ブログのコンテンツが魅力的な人」 を指しています。 つまり、ブロガーが目指しているところは「有益なコンテンツを提供すること」なのです。
一方で、アフィリエイターの特徴はどうでしょうか? ブログを営んでいるにしても、サイトを営んでいるにしても、一般的なアフィリエイターは 「アフィリエイト商品を販売する」 ことを目的としています。 このようなアフィリエイターが運営するアフィリエイトサイトでは、アフィリエイトの商品を購入させることが最優先事項なので、有益な情報を提供するというのは二の次になってしまいます。 よって、アフィリエイトサイトは商品購入ページ(アフィリエイトリンク先)にも書いている商品特長や他の商品との違い、セールスポイントのような情報の提供に留まります。 他の情報があったとしても、世の中にあふれている基礎的な知識しか掲載されていないことが多いです。
この違いは、最終目標の違い、とも言えます。 ブロガーは 「有益な情報を提供すること」が最終目標であり、 アフィリエイターは 「アフィリエイト商品を購入させること」が最終目標です。 この考えかたやスタンスの違いが、サイトやブログに如実に出てしまっているのです。 では、どのような考え方をすれば良いのかですが・・・ 単純に「ユーザーのことを思って情報提供するサイトを作りなさい」と言っても、目に見えるメリットが感じられないので、なかなか実践するのは難しいかもしれません。 そこで次に、「有益な情報を提供することのメリット」を皆さんに感じてもらうための経験談をご紹介します。
SHARE
河井 大志(カワイ ダイシ)

株式会社Smartaleck 代表取締役

河井 大志(カワイ ダイシ)

SEO対策コンサルタント、アフィリエイター支援事業を展開。著書に「SEO対策 検索上位サイトの法則52」「アフィリエイト報酬アップの絶対法則61」がある。

この著者の他の記事を読む

他の著者をもっと見る

ご注意ください

  • 本記事の内容は、2015/07/08更新時点の情報です。更新日より期間が経過している場合など、状況により現在の情報とは異なる可能性があります。
  • 一部、体験談などの執筆者の個人的な意見、株式会社インタースペース(アクセストレード)以外が提供するサービスの紹介が含まれる場合もあります。情報の内容には十分に注意しておりますが、万が一、損害やトラブルが生じた場合も責任を負いかねますので、内容をご確認の上ご自身の判断のもとでご利用ください。
  • 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載等を禁じます。

カテゴリーから探す

タグから探す

アフィリエイトをはじめよう!
無料新規パートナー登録
広告出稿を希望のかたはこちら
無料資料請求はこちら