アフィリエイトに活用したいと思ってInstagramを始めてみたものの、一体どうやったらアフィリエイトに活用できるのかというお悩みはないですか?
アフィリエイターの皆さんが、Instagramを利用する目的は大体下記の3つ。
◎アフィリエイターのInstagram利用目的
- 投稿を通してファン(フォロワー)を増やしたい
- アフィリエイトサイトの集客に利用したい
- ストーリーズにアフィリエイトリンクを掲載して報酬を得たい
どの目的でInstagramを活用するにしても共通して、まず多くの人にアカウントを知ってもらうことが重要。でも、Instagramの月間アクティブユーザー数は3,300万人。企業の参入も年々増加し個人のアカウントがすぐに注目されることは、なかなかありません。
そして多くの人に知ってもらうことができなければ、
- いいね!をつけてくれる人が少ない
- プロフィールにURLを掲載してもサイトに訪問してくれる人がいない
なんてことになります。
このように、Instagramを早めに軌道に乗せたいのに注目を集めることができない時は…思い切ってInstagram広告を活用してみるのはどうでしょう?
ただ、Instagram広告と聞くと「出稿費用が結構かかるのでは?」「個人でも簡単にできるの?」と不安に思いますよね。わかります!
でも、Instagramの広告出稿は思っているよりも簡単でした♪
今回は、Instagram広告の出稿方法や出稿費用・広告の種類などをドドォーンと紹介しちゃいます!
Instagram広告とは?
Instagram広告とはMeta社が提供する広告配信サービス「Facebook Ads」を利用して配信できる広告のこと。自分で作成した画像や動画の広告をInstagramのフィードやストーリーズなどに出稿することができます。
Instagram広告の特徴
★手軽に広告出稿できる
Instagram広告は、Facebookと紐づけし広告マネージャー(ビジネスアカウントの場合)から出稿する方法と、Instagramアプリから出稿する方法の2パターンあります。
1つのツールで広告作成や出稿期間の設定・予算管理が行えるため、企業が広告出稿を行う場合は広告マネージャーを使うことが多いようです。
ただし、個人で広告を出稿する場合はInstagramアプリから直接出稿する方法で充分。アプリだと、すでに投稿した内容を簡単に広告として出稿できるため、手間も少なく初心者向きですよ。後ほど詳しい出稿方法を紹介しますね♪
★低予算でも広告配信ができる
Instagramの広告はなんと1日1ドル(100円ほど)から出稿可能。1日あたりの出稿費用や上限を設定できるため、広告出稿の経験がない人でも気軽に出稿することができます。
★細かくターゲティング設定ができる
Facebookのオーディエンスデータを利用しているInstagram広告。オーディエンスは年齢や性別、興味・関心、性別、地域などで構成されているので、リアクションの良さそうなユーザー層のオーディエンスに絞り込んで広告を配信できます。
★ユーザーに受け入れられやすい広告形式
Instagram広告は、視聴の途中で急に動画広告が流れたり、ポップアップで画面が覆われたりすることはありません。通常の投稿と同じようにInstagramを閲覧しているユーザーのストーリーやフィードに広告配信されるため、閲覧を中断されることがなく、ユーザーから受け入れられやすいという特徴があります。
- ※配信された広告には、ハンドル(アカウント名)の下に「広告」というラベルが表示されます。
Instagram広告をフォロワー増加と集客に活用するには?
冒頭でもお伝えしたとおり、アフィリエイターがInstagramを利用する目的には、フォロワー増加とアフィリエイトサイトへの集客があります。それぞれInstagram広告をどう活用すればいいのか紹介しますね。
★フォロワー(ファン)を増加させるには?
フォロワーを増やすことを目的とする場合は、自分が投稿したフィードやストーリーズを広告出稿してみると良いでしょう。その際、どういうユーザーに刺さるアカウントにしたいのか自分自身で把握するためにもペルソナを作成することをおすすめします。
具体的な人物モデルを洗い出すペルソナを作成すると、よりユーザーの価値観やニーズを把握しやすくなります。そのペルソナに沿ってオーディエンス設定することで、あなたのアカウントに興味関心をもちやすいユーザーに広告を配信できるようになってきますよ。またペルソナは投稿内容を作る際にも役立ちますので、ぜひ作ってみてください。
- ※アクセストレードでは、Instagram広告機能でリンクコードを利用して広告主の広告と見せかけるような広告配信をすることは禁止しています。
★アフィリエイトサイトに集客するには?
Instagram広告の種類と料金体系
Instagram広告の種類は?
Instagram広告には写真広告・動画広告・カルーセル広告・コレクション広告の4種類があります。それぞれどのようなものか、簡単に紹介します。
★写真広告
画像1枚とテキストで構成されている、Instagramで最も基本的な広告のカタチ。フィード投稿と同じ形式で広告出稿できるので、初心者もチャレンジしやすい広告です。
★動画広告
最大60秒間(推奨は15秒以下)の動画を使って商品やサービスを紹介できる広告。ユーザーが閲覧している間、スマホ画面いっぱいに広告が表示されるため没入感が高く、ユーザーの関心を引きつけることができます。
★カルーセル広告
1つの広告につき10個の画像や動画を配信できる広告。それぞれ異なるリンクをつけることが可能。スワイプで画像や動画に遷移でき、次々と複数の商品やサービスを紹介できるのが特徴です。
★コレクション広告
カタログ形式で自社製品やサービスを紹介できる広告。メインの動画または画像が表示され、その下に3つの小さい画像が並ぶレイアウトの広告。ユーザーの目に留まると、全画面に広告が表示されます。自社商品をPRしたい企業によく利用されています。
Instagram広告の料金体系は?
続いて気になる広告料金について。Instagram広告には4つの課金方法があります。
★CPM(Cost per Mille)
広告をユーザーが表示した回数に応じて課金される形式。純粋な表示回数に関して課金されます。CPMは、[費用÷表示回数×1,000]で算出され、Instagram広告では1,000回の表示回数で大体500円〜1,000円の料金がかかります。
★CPC(Cost per Click)
ユーザーが広告をクリックした回数で課金されるクリック型課金。1クリック40〜100円で出稿可能です。
★CPV(Cost per View)
広告動画が10秒以上再生、または最後までユーザーが視聴した場合にのみ課金される方式。1回の再生で4円〜7円が目安です。
★CPI(Cost per Install)
広告経由のアプリインストール数で課金される方式。
はじめてのInstagram広告。おすすめの出稿方法は?
はじめて広告出稿をする場合は、まずフィード投稿と同じ感覚で投稿できる写真広告から出稿を始め、ターゲットを徐々に絞った後、動画広告に出稿を広げる方法をおすすめします。
動画は写真に比べて作成に時間がかかります。そこで、まずは写真広告で反応を探りながらターゲット層が明確になった段階で、動画作成に取り組むと「あんなに頑張って動画作成したのに誰も見てくれない」というザンネン状態を回避できます。
また、ターゲットを絞り込むことは興味関心の高いユーザーにのみ広告を表示できるため、費用対効果も高まります。まずは作成に時間のかからない写真広告からはじめて、自身のサイトに関心の高いターゲット層を把握しましょう。
そして、課金方法は出稿時に細かく設定をする必要はありません(必要に応じて、CPC目標設定などをすることは可能です)。広告出稿の際に目標を選択すると、その目的に合った課金方法と出稿場所が自動的に適用されます。
- フォロワーの獲得を目指して広告を使用する場合
- →目標を「プロフィールへのアクセスを増やす」に設定する
- サイト集客でInstagram広告を使用する場合
- →目標を「ウェブサイトへのアクセスを増やす」に設定する
このように、Instagramを利用する目的に応じて目標を選択しましょう。
詳しい出稿方法は、これから説明していきますね。
Instagram広告の出稿手順は?
今回は、初心者にもおすすめの過去に投稿したフィード投稿を写真広告としてスマホから簡単に出稿する方法を紹介します。
◎広告出稿をする前に必要なこと
- FacebookとInstagramを連携させる
- ※Facebookアカウントを持っていない場合はアカウント作成が必要です。
- Instagramをプロアカウントに変更する
上記2点をまず行いましょう。
それではFacebookとInstagramをInstagramアプリ上で連携させる方法から説明しますね。
◎FacebookとInstagramを連携させる方法
- Instagramアプリのプロフィール画面の右上にある「≡」から「設定」をタップ
- Metaアカウントセンターをタップ
- プロフィールをタップ
- 「アカウントを追加」をタップして連携したいアカウントにログイン
これで連携完了です。
続いてInstagramのアカウントをプロアカウントに変更しましょう。Instagram広告は個人でも利用できますが、プロアカウントへの変更は必須です。
プロアカウントはビジネスアカウントとクリエイターアカウントの2種類。以前はビジネスアカウントのみ使える広告ツールがありましたが、現在はビジネスアカウントとクリエイターアカウントで広告出稿に機能差はあまりないので、どちらを選んでも大丈夫。
今後動画を投稿したいかたは動画上で多くの曲が利用できるクリエイターアカウントに変更するのもおすすめです。
Instagramでビジネスアカウントを設定する(外部リンク)★Instagram広告の出稿方法
1.広告出稿する投稿を選択
過去の投稿から広告出稿をする投稿を表示して右下の「投稿を宣伝」ボタンをタップ。
2.キャンペーンの目標を選択
アカウントに興味を持ってもらう、フォロワー獲得を目的にする場合は「プロフィールへのアクセスを増やす」を選択。 アフィリエイトサイトへの流入を増やしたい場合は、「ウェブサイトへのアクセスを増やす」を選んで遷移先のURLを設定後、コールトゥアクションと呼ばれるアクションボタンに表示されるテキストを選択。選択したら「次へ」をタップ。
3.ターゲットオーディエンスを設定
はじめて出稿する場合はオーディエンスを絞るためのデータが不足しているため、Instagramで最適なオーディエンスを選択してくれる「自動」を選んで「次へ」をタップ。
4.1日あたりの予算と期間を作成
指でスライドさせて予算金額と出稿期間を調整し「次へ」をタップ。
- ※最低1ドル(100円ほど)から出稿は可能ですが、効果を求めるなら最低でも1日あたり600円程度、期間は6日以上をおすすめするメッセージが表示される(2023年4月時点)ので、出稿する際は参考にしながら予算を設定しましょう。
5.広告を確認
広告の出稿内容を確認し、支払いの「追加」をタップしてクレジットカード・デビットカード・PayPalの中から支払方法を選択して情報を入力。完了したら「投稿を宣伝」をタップ。
最後に、Instagramの差別禁止ポリシーに同意すれば出稿完了です.。
広告出稿を申請した後に、Instagramの広告審査があります。通常24時間程度、長い人で3日程かかるため、実際に出稿したい日から逆算し余裕を持って申請しましょう。
実際にInstagram広告を初出稿!どのくらいの反応があった?
今回は紹介した手順に沿ってアクセストレードのアカウントで実際に広告出稿をしてみました!
結果を見る前に、数値の確認方法をまずは紹介しますね。
広告出稿後は広告インサイトをチェック
広告出稿後は、広告インサイトを見て結果の詳細を確認しましょう!
PC版の広告インサイトで確認できる指標は100項目以上。
広告の配置場所別の数値や広告クリエイティブごとに数値を確認できます。指標が多すぎて何をチェックしたらいいのかわからない人は、まずはInstagramアプリで見れる、結果の概要で以下の数値をチェックしましょう!
☆インプレッション
広告がユーザーの画面に表示された数
☆リーチ
指定した期間で広告を見たユーザーの数
☆リンククリック
広告のクリック数
☆投稿のエンゲージメント
投稿した広告への「いいね!」などユーザーが起こしたアクションの総数
☆消費金額
広告にかかったコスト
それでは、いよいよアクセストレード初出稿の結果発表です♪
掲載期間は7日間。上記で紹介した広告インサイト(アプリの結果概要)を見て、どのくらい反応があったのか確認してみました。
◎結果
- インプレッション 50,153
- リーチ 41,574
- リンクのクリック 363
- 投稿のエンゲージメント 455
- 消費金額 26,214円(予算設定30,000円)
インプレッションとリーチ数を見ると、多くのかたに広告が表示され閲覧してもらえたようです♪
また今回は細かなターゲティング設定は行わず、Instagram広告にある「自動最適化機能」という「広告の目的」を決めてしまえば、自動でより適したユーザーに広告を配信してくれる機能を利用しました。その結果、クリック1回あたりの費用は72円(平均は40円〜100円程度)と平均的な金額に。
なお、予算が少なすぎたり、ターゲットが広すぎたりすると、広告の掲載が予定よりも早く終了してしまう可能性があります。今回は初めての広告出稿だったので「自動最適化機能」を活用したところ平均的なコストで配信できたため、設定した終了日まで広告掲載をすることができて良かったです^^
ちなみに「自動最適化機能」は、ターゲティング設定が細か過ぎると、最適化までに時間がかかるようなので初めて出稿する場合には、今回のように大まかなターゲティング設定に留めておくことをおすすめします。
続いて、数値を視覚的に見てみましょう。
グラフで利用者層を視覚的に確認してみよう
指標の内、リンククリックとリーチは利用者層をグラフで確認することができます。下記は広告のリンクをクリックしたユーザーの年齢と性別の分布グラフです。
グラフから今回の広告出稿で最もリンクをクリックしてくれたのは55歳〜64歳の女性だったことがわかります。Instagramというプラットフォームの性質上、女性のユーザーが多いことは認識していましたが、ここまで男女差がでるとは思いませんでした!
上記から今回はミドルエイジの女性に効果的な広告だったと言えます。「川柳キャンペーン」の広告を出稿したため、”川柳”というキーワードや和風のクリエイティブが50代前後の女性に響くといった考察ができました。その反面、ヒットした年齢層が狭かったことが今回の課題です。もう少し幅広い年齢層から反響のある広告を目指したいところです。
このようにインサイトの数値を見て思うような効果が出ていないときは、広告クリエイティブ(画像or動画)の見直し、ターゲティングの変更などを行って、リーチやエンゲージメント率の違いを確認してみましょう。
もしかしたら自分の想定していたユーザー層とは違った人達が、あなたのサイトに関心を示しているかもしれません。そういった発見も広告出稿の楽しみのひとつですね。
広告出稿後はインサイトを確認し、あなたのサイトに興味があるユーザーはどんな人達なのか?どんな広告なら良い反応をもらえそうか?などを分析し、サイト集客や運用に役立ててみてください。
Instagram広告を効果的に使ってアフィリエイトに役立てよう!
ここまでInstagram広告の出稿について紹介してきましたが、「あれ?思ったよりも広告出稿って簡単だな」と思いませんでしたか?実はInstagram広告出稿はフォロワー獲得やアフィリエイトサイトへの流入を増やすために使える、簡単に使える有効的な手段の一つなんですよ。
ただし、広告を利用したとしてもアカウントを育てるのには、ある程度時間が必要。もちろん毎日コツコツ投稿を繰り返すことで地道にファンを増やすことも大事ですが、広告出稿を活用することで通常投稿の何倍、何十倍の人にサイトを見てもらえる機会を作ることができます。
今回の記事で興味を持てたら、ぜひInstagram広告出稿にチャレンジしてみてくださいね。
ご注意ください
- 本記事の内容は、2023/04/27更新時点の情報です。更新日より期間が経過している場合など、状況により現在の情報とは異なる可能性があります。
- 一部、体験談などの執筆者の個人的な意見、株式会社インタースペース(アクセストレード)以外が提供するサービスの紹介が含まれる場合もあります。情報の内容には十分に注意しておりますが、万が一、損害やトラブルが生じた場合も責任を負いかねますので、内容をご確認の上ご自身の判断のもとでご利用ください。
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