こんにちは。日頃よりアクセストレードをご利用いただきましてありがとうございます。株式会社インタースペースのKと申します。
私は金融ジャンル、特に外国為替証拠金取引(以下、FX)のアフィリエイトプロモーションのコンサルティングを務めておりまして、今回からのコラムでFXについての情報をお届けできればと思っています。
こんにちは。日頃よりアクセストレードをご利用いただきましてありがとうございます。株式会社インタースペースのKと申します。
私は金融ジャンル、特に外国為替証拠金取引(以下、FX)のアフィリエイトプロモーションのコンサルティングを務めておりまして、今回からのコラムでFXについての情報をお届けできればと思っています。
その前に皆さん、FXをご存知でしょうか?“証拠金取引”と付く以上、何らかの投資商品だということはご想像にたやすいと思います。
では一体、何を取引するものなのか。第1回目の今回は、大手FX会社である「ひまわり証券株式会社様」のご協力の元、「FXとは何か」の説明を頂戴しましたので、ぜひ参考になさってください!
解説:ひまわり証券株式会社
FXとは、「ForeignExchange」の略称です。元々は「外国為替取引」の意味ですが、最近では、「外国為替証拠金取引」を指し示すものとして一般的な言葉になっています。
「外国為替取引」と「外国為替証拠金取引」の違いは、外国為替取引を“証拠金”で行うかどうか、という点です。では、まず「外国為替取引」とはどういうものなのかをお話しします。
(1)外国為替とは
海外旅行に出かける場合、まず円をその相手国の通貨に両替する必要があります。
例えば、アメリカに行くとしましょう。日本の銀行で円をドルに両替します。この円とドルを両替する行為を「外国為替取引」といいます。
実際に銀行に出かけて円とドルを両替してみましょう。現在の為替レートは、「1ドル=100円」と仮定しておきます。10,000ドル必要だとすると、「100円×10,000ドル」で100万円が必要になります。
※手数料は考慮していません。
つまり100万円を10,000ドルに両替する行為は、100万円で10,000ドルを買うことと同じ行為であるといえます。
通貨の両替では、その対象も対価も“お金”である為、紛らわしく感じるかもしれませんが、実は、物品の売買と変わらないのです。FXも基本はこの“通貨の売買”です。
(2)少ない資金で取引可能
FXとは、外国為替取引を「証拠金」で行う取引です。「証拠金」は、取引を行う際に相手方に預け入れる「担保金」のようなものです。
FXは、将来必ず決済(反対売買)することが約束された「差金決済」という決済方法を採用した取引です。そのため、総取引額の現金(キャッシュ)の受渡しは必要とされず、売買の損益の受渡しのみで取引が完結します。
例えば、ドル/円が1ドル=100円のときに10,000ドルの取引をするとしましょう。
本来であれば100円×10,000ドル=100万円がなければ10,000ドルを手に入れることはできません。しかし、FXは上述のとおり差金決済を採用した証拠金取引ですので、総取引額(100万円)の数パーセントの証拠金を預け入れるだけで、10,000ドル分の取引を行うことができるのです。
もし、5万円の損失が発生すれば、預けている証拠金から差し引かれます。逆に5万円の利益が出た場合は預けている証拠金に加算されます。
証拠金で取引が出来るFXは、資金効率がよいため、レバレッジの効いた取引であると表現されることがあります。よく耳にする「レバレッジ○倍」というのは、「証拠金に対して総取引額が何倍か」を指しています。
(3)為替差益を狙う
FX取引の最大の収益チャンスは、価格変動による為替差益を狙う取引です。通貨の売買であるからには、「安く買う」と「高く売る」がポイントです。これは株式投資などとその基本は同質のものです。
例えば、「これからドルは値上がりする」と見込んで、1ドル=100円の時に10,000ドル買うとします。その後、見込みどおり値上がりし、1ドル=105円になったので、売る(決済する)としましょう。すると…(105円-100円)×10,000ドル=5万円
5円値上がりしたことで、差し引き5万円分の為替差益を得ることができました。
では、反対に「ドルはこれから値下がりする」と考えられるときはどうでしょうか。
FXは、将来の値下がりを狙って売りからでも取引を始めることができます。1ドル=105円の時に売って、見込みどおり値下がりし、1ドル=100円のときに買い戻すと、買いから始めて売り決済を行ったときと同様、5円の値下がりで10,000ドルあたり5万円の為替差益を得ることができます。
売りからでも買いからでも、(売ったときの価格-買ったときの価格)×取引量で損益を計算できます。
※手数料等は考慮していません。
(4)スワップ金利
FXには前編でお伝えした価格変動による為替差益の他に、もうひとつ大きな収益チャンスがあります。それが「スワップ金利」による収益です。
スワップ金利とは、取引通貨間の金利差を意味するものです。より高金利の通貨を買って、低金利の通貨を売った場合に、そのポジションを翌営業日に持ち越す(ロールオーバー)ことで受取りとして発生します。
例えば、高金利通貨として人気のオーストラリアドルを買って、円を売る(=オーストラリアドル/円の買い)場合、10,000オーストラリアドルあたり一日に90円の受取りが発生します。
逆に、オーストラリアドルを売って、円を買う(=オーストラリアドル/円の売り)場合、一日に95円の支払いが発生します(2010年7月27日現在)。
一日ではわずかな額ではありますが、一ヶ月間持ち越すと、97円×30日=2,910円と、このスワップ金利も妙味のひとつです。
(5)24時間取引が可能
外国為替は土曜日、日曜日と1月1日以外の日は基本的に常に取引が継続されており、それに準じて、FXも24時間取引ができます。
ご自身のライフスタイルに取り入れて、取引することが可能なのです。
以上、今回はひまわり証券株式会社様にFXの概要についてご説明いただきました。次回は後編。もう少し深いところにも触れていただきます!引き続きお付き合いくださいませ。
ご注意ください