みなさんは、スマートフォンで買い物をすることって多いですか?私はここ数年のあいだに、お水のケース買いからマスカラ1本に至るまで、「あ!買わなきゃ」と思ったらすぐ、手軽にスマートフォンで注文するようになってきた気がします。そして、買い物だけでなくエステサロンの店舗予約や、クレジットカードの新規加入などといったWEBで申し込み可能なサービスも指1本で申し込めるので、スマートフォンって本当に便利ですよね!
通勤途中の電車やバスの中、仕事や家事のちょっとしたスキマ時間にサッと利用されているかたもきっと多いはず。今回は、そんな現代人にとってなくてはならないスマートフォンでいま売れているジャンルやその特徴について紹介します。
これ1つでなんでもできる!?スマートフォンと私たちの関係
「今やなくてはならないアイテム!」と言っても過言ではない、スマートフォンの市場規模や実際に売れているジャンルについて、さっそくみてみましょう。
[1]急速な成長を遂げ、進化を続けるスマートフォン市場
ところで、みなさんはスマートフォンに対してどのようなイメージをお持ちでしょうか?
「だいたいみんな持っている」・「失くしたらものすごく困る」・「もはやライフラインとも言える」といったところでしょうか。
いつでもどこでも、いろいろなことができるスマートフォンですが、特に若い世代にとってはパソコンを凌駕した存在になってきたようです。というのも、20・30代のスマートフォンの個人保有率は90%を超えており、若い世代にとってはパソコンよりも馴染み深いものであると言えそうだからです。(図1・※1)

実際に私の友人からも、こんなエピソードを聞きました。
彼女の勤めるとあるIT企業の新入社員が、研修初日に「すみません、パソコンはどうやって立ち上げるのですか?」という質問をしたそうです。そしてなんと、同じ疑問を持っていた新入社員は他にも数名いたようで、研修担当トレーナーのひどく面食らう様子が目に浮かぶようですね。
つまり、彼らにとってスマートフォンが子供のころから身近な存在として普及していたことで、あまりパソコンに触れる機会がないままに、就職に至ったケースが多いと考えられます。
また、インターネットを使う際の利用端末において、スマートフォンの利用率は約60%とパソコン利用率の48.2%を上回る結果となっています。(図2・※2)

そして、個人のインターネット取引市場(いわゆるB to C – EC) におけるスマートフォン利用状況も毎年好調に推移しており、いまや売上全体の約40%を占め、金額にすると約3.6兆円規模にまで成長しています。(※3)
このように、私たちの生活にすっかり定着したスマートフォンで売れている商品やサービスを次の章ではお伝えしたいと思います。
※1.出典:「平成30年版情報通信白書」(総務省)
(http://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/h30/html/nd142110.html)を加工して作成
※2. 出典:「令和元年版情報通信白書」(総務省)
(http//www.soumu.go.jp/johotsusintokei/whitepaper/ja/r01/pdf/01honpen.pdf)を加工して作成
※3. 出典:「平成30年度我が国におけるデータ駆動型社会に係る基盤整備」(経済産業省)
(https://www.meti.go.jp/press/2019/05/20190516002/20190516002-1.pdf) を加工して作成
[2]スマートフォンで売れているのはなに? 気になる商品やサービスはこれ!
ユーザーがスマートフォンでなにか買う時やサービスを利用する理由は、その利便性ゆえではないでしょうか。実際にスマートフォンで売れているジャンルを2つご紹介します。
まず1つめのジャンルは、化粧品・ボディケア用品ジャンルです。
これらのアイテムは、自宅で「買おう!」と思ったタイミングだけでなく、通勤途中に「あ!そうえいえば、シャンプーがもうなくなりそうだった!」と、ふと思い出して注文するユーザーも多いはずです。
実際に、私はよくやります(笑)。日常的に使用する商品は、ターゲットの幅が広くリピート率も高いためスマートフォンでよく売れるジャンルです。
そして、ユーザーが商品を選ぶ場合に、複数の選択肢があるとより自分に合った商品を確実に購入することができるので、使い心地や香りのニュアンスなど、商品選びに役立ちそうな情報を比較一覧でみせるサイト構成は、おすすめなのではないでしょうか。

コツをおさえよう!サイト作成をするときのポイント
ユーザーがスマートフォンで利用しやすいサイトとは、一体どのようなサイトなのでしょうか。スマートフォンを片手に一緒に考えてみましょう!
[1]スマートフォンで売れるためのサイトとは?
みなさん、スマートフォンでサイト検索をする時に、「あ、このサイト見づらい」と途中で見るのをやめてしまった経験は、ありませんか?スマートフォンは簡単に情報を探すことができる反面、離脱しやすいという特徴もあります。
ということは、スマートフォンユーザーが見やすいサイトを作ることが、売れるためのサイトへの近道と言えそうです。つまり、スマートフォンユーザーの特徴をしっかりと意識してサイト構成を決めていくことが重要なポイントとなります。
例えば、スマートフォンは小さい画面を簡単にスクロールすることができるため、長すぎる文章は「面倒くさい!」と読み飛ばしてしまう傾向や、画面下部にスクロールしがちなのでリンクをクリックするキッカケが少ない点などがあり、離脱しやすいという特徴につながっています。できるだけ離脱を防ぐために、簡潔でわかりやすい文章を書く・インパクトのある画像を使う・リンクは厳選して貼る、などのコツを押さえて作ってみてはいかがでしょうか。
ユーザーへ情報を端的にわかりやすく伝える、シンプルな構成のサイトをつくることが、スムーズな商品購入やサービスの申し込みへのアシストとなりそうです。
[2]サイトをつくるにはどうしたら?
続いては、サイトのつくり方について3つご紹介します。
まず1つめは、ブログサービスを利用してつくる方法です。
無料サービスが数多くあるので、初心者のかたにとってはスタートしやすさがあります。専門知識は必要なく、アカウント登録をすれば記事作成や画像のアップロードが簡単にできるので、まず楽しみながら始めるのにはピッタリです。
また、多くのブログサービスは自動的にスマートフォンにも対応しているので、意識せずにスマホ対応ができるのもうれしいポイントです。
そして2つめは、ワードプレス(WordPress)を利用してつくる方法です。
ワードプレスとは、レンタルサーバー(もちろん自前のサーバーでも問題ありません!)にインストールしアカウント登録をすることで、記事作成や更新ができるソフトウェアです。
さまざまなデザインテンプレートがあり、リンクを貼る場所やページの構成などを自由にカスタマイズできる点が特徴です。
ページに個性を持たせたいかたに向いていると言えそうです。そして、ワードプレスにはレスポンシブ対応(スマホにもPCにも対応できる方法)されているデザインテンプレートが多いので簡単にレスポンシブサイトを構築できます。
ただし、細かなカスタマイズを行う際にはタグの知識が必要なので、中級者以上向けかもしれませんね。

[3]よく聞く「レスポンシブデザイン」ってなんだろう?
スマートフォンに適したサイトには、「レスポンシブデザイン」と「スマートフォン専用サイト」の2つがあります。
レスポンシブデザインは、画面サイズの異なるあらゆるデバイス上で大きさを自動調整してみやすく表示できるようにつくることができます。1つのサイトをつくれば、異なるデバイスに対応できるので、管理は楽になりますね。ただし、少々知識が必要なのと、PCにもスマートフォンにも適応するようなサイト構成が必要になります。
一方、スマートフォン専用サイトはPCデザインとは異なる構成でスマートフォンに適したサイトを作成できます。
PCサイトも作成している場合は、更新時に単純計算で2倍の労力がかかるのと、デバイスで判別させてサイトを表示させるスキルが必要になります。
このように、スマートフォン用のサイトをつくる方法やコーディング方法は複数あり、いずれもメリットデメリットがありますのでターゲットは誰なのか・どういうジャンルなのかなどのサイトの方向性と自身のスキルやサイト制作にかけられるコストなどを考えて決めることが重要になってきます。
私たちの生活にはなくてはならないスマートフォンで売れてるジャンルは、これからも伸長が期待できます。ぜひサイトを作成して、掲載準備をしてみてくださいね!
ご注意ください
- 本記事の内容は、2019/11/26更新時点の情報です。更新日より期間が経過している場合など、状況により現在の情報とは異なる可能性があります。
- 一部、体験談などの執筆者の個人的な意見、株式会社インタースペース(アクセストレード)以外が提供するサービスの紹介が含まれる場合もあります。情報の内容には十分に注意しておりますが、万が一、損害やトラブルが生じた場合も責任を負いかねますので、内容をご確認の上ご自身の判断のもとでご利用ください。
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