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LPO研究所「アクセス解析を効率的に見る方法」

更新日:2016/09/29 公開日:2011/09/09

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株式会社ギャプライズ

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こんにちは!株式会社ギャプライズのLPO研究所です。 Webサイトの効果を測る上で、今や欠かせないものとなっているアクセス解析。 今回は、アクセス解析を“効率的”かつ“効果的”にチェックするためのポイントについて、少し書いてみたいと思います。 さて、アクセス解析ソフトには無料から有料まで、たくさんの種類のものがあるのを、皆さんもご存じでしょう。

無料のもので有名なのは、
◆「Google Analytics(グーグルアナリティクス)」

有料のものでは、
◆「SiteCatalyst(サイトカタリスト)」
◆「Visionalist(ビジョナリスト)」

といったところでしょうか。

が、どんなアクセス解析ソフトを使うにしても、押さえておくべきひとつの重要なポイントがあります。

それは、アクセス解析の数字を見る際に、独自の「基準値」をしっかり持っておくことです。

例えば、あるWebサイトにおいて「新規ユーザー:リピートユーザー」の割合が「7:3」だったとします。この数値は、新規ユーザーをメインとしているサイトであれば問題ありませんが、リピーターの売上が重要になってくるECサイトの数字であれば、大問題です。

こういった問題には、アクセス解析の数値について「基準値」を持っていなければ、気付くことができません。

もうひとつ、例を挙げてみましょう。

あるページの直帰率が70%だったとしたらどうでしょうか?

数字だけで判断すると悪い結果のように感じますが、このページを「リスティング広告のLP」に設定している場合は、妥当な数値と言えます。

このケースも、自サイトの集客方法を踏まえて直帰率の「基準値」を持っておかなければ「早く改善しなければ!」と焦ることになるでしょう。その結果、LPを変えてみたのに全然効果がなかった、というのはよく聞く話です。

どちらの例においても、自分自身で「基準値」を定め、それに基づいて「異常値」なのか「正常値」なのかを判断することが大切です。

最近のアクセス解析ソフトは高性能化しており、様々なデータを収集できるので、油断しているとデータの海に溺れかねません。まずは最低限、見るべきポイントと「基準値」を決め、そこから分析を始めてみてはいかがでしょうか?ぜひ一度、意識してみてくださいね。

今回は、ここでおしまいです。それでは、またお会いしましょう!

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LPO研究所とは、成功したノウハウ・技術を「お客様に還元する」ことを目的として発足されたギャプライズの社内チーム。各個人の経験や実績だけに頼ることなくWebマーケティングの最先端ノウハウを実践できるよう、自社内で新しいコンバージョンが上がる取組み等の仮説を立て、検証を繰り返すことで再現性のあるノウハウとして蓄積しています。

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