こんにちは!株式会社ギャプライズのLPO研究所です。
Webサイトの効果を測る上で、今や欠かせないものとなっているアクセス解析。
今回は、アクセス解析を“効率的”かつ“効果的”にチェックするためのポイントについて、少し書いてみたいと思います。
さて、アクセス解析ソフトには無料から有料まで、たくさんの種類のものがあるのを、皆さんもご存じでしょう。
といったところでしょうか。
が、どんなアクセス解析ソフトを使うにしても、押さえておくべきひとつの重要なポイントがあります。
それは、アクセス解析の数字を見る際に、独自の「基準値」をしっかり持っておくことです。
例えば、あるWebサイトにおいて「新規ユーザー:リピートユーザー」の割合が「7:3」だったとします。この数値は、新規ユーザーをメインとしているサイトであれば問題ありませんが、リピーターの売上が重要になってくるECサイトの数字であれば、大問題です。
こういった問題には、アクセス解析の数値について「基準値」を持っていなければ、気付くことができません。
もうひとつ、例を挙げてみましょう。
あるページの直帰率が70%だったとしたらどうでしょうか?
数字だけで判断すると悪い結果のように感じますが、このページを「リスティング広告のLP」に設定している場合は、妥当な数値と言えます。
このケースも、自サイトの集客方法を踏まえて直帰率の「基準値」を持っておかなければ「早く改善しなければ!」と焦ることになるでしょう。その結果、LPを変えてみたのに全然効果がなかった、というのはよく聞く話です。
どちらの例においても、自分自身で「基準値」を定め、それに基づいて「異常値」なのか「正常値」なのかを判断することが大切です。
最近のアクセス解析ソフトは高性能化しており、様々なデータを収集できるので、油断しているとデータの海に溺れかねません。まずは最低限、見るべきポイントと「基準値」を決め、そこから分析を始めてみてはいかがでしょうか?ぜひ一度、意識してみてくださいね。
今回は、ここでおしまいです。それでは、またお会いしましょう!