映画やドラマのように、書き出しを「会話文」や「引用文」にすることで、ユーザーを内容に引き込むことができます。
「擬音」を使うのも一つの手ですが、文章が軽くなる傾向があるので、注意しましょう。あまり長く引っ張りすぎずに、適度に使うのが効果的です。
映画やドラマのように、書き出しを「会話文」や「引用文」にすることで、ユーザーを内容に引き込むことができます。
「擬音」を使うのも一つの手ですが、文章が軽くなる傾向があるので、注意しましょう。あまり長く引っ張りすぎずに、適度に使うのが効果的です。
「疑問文」で書き出すことで、ユーザーはその言葉や疑問について、いったん考えるようになります。これも効果的ですね。
ある事柄に対する感情(嬉しかった、怒っている等)から書き出すパターンも有効だと思います。
ただ、それだけではユーザーに強いインパクトを与えられる可能性は低いので、どうしてそう感じたのかという「理由」を書くと良いでしょう。
自分の感情を、素直に表現してみましょう。※ただし、ユーザーが引いてしまうような 過激な文章は避けましょう。
ユーザーにとって、サイト(あなた)の立ち位置がある事柄について「肯定的」なのか「否定的」なのかは、重要なポイントとなります。
その気持ちをはっきりと言い切ることで、ユーザーを文章に引き込むことができます。
よく、文章には「起承転結」が大事と言われますが、webサイトでは、重要なポイントは「最初に書く」というのが大原則です。
webサイトではわかりやすい文章が求められているので、これは非常に重要となります。
◯「段落」や「行間」を意識しよう
webサイトの場合、ユーザーはモニタを介して見るので、紙媒体に比べると読みづらくなってしまいます。
ですから、長い文章なども読みやすくなるように、しっかりと段落分けをしましょう。また、行間を広めに取ることでさらに良くなります。
◯1行は40〜45文字
文章の横幅は1行あたり40〜45文字程度にしましょう。それ以上になると、読みにくくなってしまいます。
◯「箇条書き」や「図表」を使おう
文章の内容によっては、箇条書きにしたり図表でコンパクトにまとめたりして、ユーザーが直感的に内容を把握できるように工夫していきましょう。
一番簡単にできるのが「箇条書き」ですので、ぜひトライしてみてください。
いかがだったでしょうか?以上で、今回の連載はおしまいです。
今回ご紹介したのは、webライティングにおいて基本的なことですが、少しでも皆さまの役に立てれば幸いです。
それでは、最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。またの機会を楽しみにしています。
おすすめの参考書
当コラムは、私の尊敬するサイバーガーデン・益子貴寛(ましこたかひろ)さんの著書、『伝わるWeb文章デザイン100の鉄則』を参考に、私がwebサイトのコンテンツを制作する際に常に意識しているポイントを書いたものです。
私が唯一のバイブルとしている参考書ですので、機会があれば皆さんもご覧になってみてください。
ご注意ください