コンテンツ制作

文章でサイトをデザインする!

更新日:2016/09/20 公開日:2010/10/19

こんにちは。webサイトを中心に、デザイン・制作、システム開発を行っておりますクレオ株式会社の石山です。 webサイトの雰囲気やテイストは、デザインだけで作られるものではなく、見出しや本文も含めた文章全体の書き方(丁寧・親近感・馴れ馴れしい・威圧的などなど)によって左右されます。 今回は、『文章でサイトをデザインする!』と題し、文章でサイトの雰囲気を作るための3つのポイントをご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

ブログの場合は、まずコンテンツ表現を「日記・エッセイ」タイプにするのか、「コラム」タイプにするのかを決めていきましょう。

それによって、記事を書くときの立ち位置が変わるので、自然と文章表現も違ってきます。

◯「日記・エッセイ」タイプ
→個人的な感情や、主観を素直に書いた方が良い。

◯「コラム」タイプ
→基本的に客観的な表現方法を用いた方が良い。

文章のイメージは、語尾によって大きく変わるものです。語尾が不統一な文章は読みにくく、サイト全体の信頼感が損なわれる可能性があるので注意しましょう。

◯「だ」や「である」の場合
→説得力があり、主旨がはっきり伝わる。冷たい感じ。

◯「です」や「ます」の場合
→丁寧で親しみやすい感じ。説得力に欠けることも。

◯英数字

基本は、半角で記述します。明確なルールはないですが、強いていうなら文字化けしにくいというメリットがあります。

英語の場合は、単語と単語の間にスペースを入れる、数字は三桁ごとにカンマ「,」を入れる、桁数が多い場合は単位(千、万、億)を入れるなど、読みやすくなるように気をつけましょう。

◯かっこ

使用用途の一例をご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。※あくまでも目安です。

「」カギ括弧→会話、引用、固有名詞、強調したいときなど
『』二重カギ括弧→書名や雑誌名など
()丸括弧→読み仮名、補足、注記など
[]角括弧→引用元、見出し、参照元、強調など
【】太括弧→見出し、強調など<>山括弧→強調など

◯機種依存文字

言わずと知れたことですが、特定の機種に依存する文字は使用しないようにしましょう。

特にメールマガジンを発行する場合などは、十分注意しましょう。

今回は、ここまで。次回は『ユーザーを引きつけるには見出しが勝負!』と題してお話してまいりますので、お楽しみに。


おすすめの参考書

当コラムは、私の尊敬するサイバーガーデン・益子貴寛(ましこたかひろ)さんの著書、『伝わるWeb文章デザイン100の鉄則』を参考に、私がwebサイトのコンテンツを制作する際に常に意識しているポイントを書いたものです。

私が唯一のバイブルとしている参考書ですので、機会があれば皆さんもご覧になってみてください。


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石山 豊 (イシヤマ ユタカ)

99年よりインターネットビジネスに携わる。主にマーケティング業務を中心としたウェブサイトのプロデュースとディレクションを担当。企業サイトを成功へと導くため、一業種一社という信条の元、「成果の出せるウェブサイト」を企業戦略の一つとしてトータルにサポート。日々、クライアントと二人三脚でウェブサイトの成果向上に努めている。

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