本日は、みなさまに「SEO」のお話でも。
この記事の読者のみなさまをはじめ、ウェブサイトの制作にたずさわったことがあるかたなら、きっと、一度は目にしたり耳にしたり、時には口にしたりしたこともあるでしょう。私ほどのSEO強者(もさ)ともなれば、口にしすぎてお腹を壊したことさえあります・・・。そういう話ではないですね。はい。
さて、話を戻しますが、まずは読み方。そもそも何と読むのでしょう?
先に答えを言ってしまうと、一般的には「エス・イー・オー」と読みます。「セオ」と読む方も時々いらっしゃいますが、某大手航空会社の社名を「エー・エヌ・エー」と読むこともあれば「アナ」と読むこともあるように、あながち間違いではないかと思いますアナだけに・・・。
次に言葉の意味。SEOとは、“Search Engine Optimization”の頭文字をとった略語で、和訳すると
“検索エンジン最適化”です。
NHK=日本放送協会と同じ?ですね・・・?
「1位を獲得すること」が目的じゃないですよね?
そろそろ、真面目な話をさせてもらうと、SEOって、一般的には「特定キーワードでの検索結果の上位に、特定のウェブサイトを表示するための技術手法」または、極端な例だと「何かのキーワードで1位を獲得するためのテクニック論」と捉えられています。
たしかに、そうなのです。間違ってはいません。でも、決して正解でもないと思います。
よくよく考えてみると、1位を獲得することって実は目的ではなくて、通過点でしかありません。
たとえば、『ウェブサイト経由の売り上げを伸ばしたい』
そのためには『訪問者を増やしたい』そのプロセスとして『検索結果で上位にしたい』という本質的な狙いが必ずあるはずです。仮に会社経営者の立場であれば、経営者としての意地やプライド、ブランディングの観点から、ライバルより上位にいることにこそ重要と考える場合もあるので、1位に表示されること自体が目的のケースもありますが、通常、何かを成し遂げるために検索結果の上位表示することがSEOと定義されます。
何を伝えたいの?どうして欲しいの?を考えて!
ここからは、もう少し真面目なお話を展開させていただきます。
SEOは、広義の意味で言うと、マーケティング活動の一環です。検索エンジンを通じたマーケティング活動で、ウェブマーケティングの一部ですね。
ちなみに、マーケティングとは、「顧客が真に求める商品やサービスを作り、その情報を届け、顧客がその商品を効果的に得られるようにする活動 」とWikipediaには記されています。簡単に言うと、企業(情報発信者)と生活者との接点を拡大するためにおこなう活動全般といったところでしょうか。
SEOは、検索エンジンが好む様式にHTMLソースなどを編集したりする必要が少なからずありますが、そのことよりも、インターネットを通じてサイトを見ている生活者のかたに、どういった情報を伝えて、その結果どうして欲しいのかというコンセプトワークの方が重要だったりします。
狙うべき検索キーワードとは?
では、サイトを作成する際に狙う「キーワード」は、どうやって決めたらよいのでしょうか?
SEOで対策すべき(ページのテーマとして扱うべき)キーワードを選定する際の考えかたとして・・・