サイト運用

バックリンクを削除した体験談

更新日:2013/03/05 公開日:2015/04/20

中野 貴利人 (ナカノ キリト)

株式会社ネットピコ 代表取締役

中野 貴利人 (ナカノ キリト)

こんにちは!株式会社ネットピコの中野です。

過去5回の私のコラムでは、すべて自分の体験談を紹介してきました。
今回もリアルな体験談をお届けします。テーマは「バックリンクを削除した体験談」です。

Googleは自然に集まったバックリンクには好意的ですが、自身や外注が集めた人為的なバックリンクについては嫌っています。

今のGoogleは人為的なバックリンクであるかどうかを選別できていますが、たとえ現在効果が高い人為的なバックリンクも、いずれは見抜かれるでしょう。

このような人為的なバックリンクへの対策や考えかたについて、
私の体験談が参考になれば幸いです。


  1. 人為的なバックリンクの影響
  2. 私が撤去したバックリンク群
  3. コンテンツ重視で順位が上がる理由
  4. 順位が上がりやすいリンクとは?

今回は上記の4つのテーマでお話してまいります。

  1. 人為的なバックリンクを増やすと順位が上がる
  2. 人為的なバックリンクを増やしても何も起こらない
  3. 人為的なバックリンクを増やすとペナルティとなる

2012年4月以降は(1)が減って(2)が急激に増えました。人為的なバックリンクを無効化したわけです。
一気に順位が下がったために(3)だと思い込む人もいますが、実は今まで(1)で上がっていただけで(2)で無効化された流れです。

確かに悪質ですと、ウェブマスターツールに警告が来たりします。
さらにより悪質であると判断された場合、警告なく検索結果から消えるケースもありますが、それは少数派と言えるでしょう。

  • 相互リンクに頼っていたサイト
  • 無料ブログのみからリンクを集めたサイト
  • 中古ドメインに適当な記事を載せて、そこからバックリンクを貰っていたサイト

のような人為的なバックリンクをGoogleは高精度で判別して、正しく無効化をしていると考えています。

「人為的なバックリンクを無効化していると」確信した経緯は、そのようなバックリンク群を削除しても、順位が変わらなかったからです。

私が実行した内容は以下のとおりです。

  • 相互リンク先に、相互リンクの解消依頼
  • ディレクトリ登録サービスへの削除依頼
  • 100個以上あった無料ブログをすべて削除
  • 中古ドメインから貼っていたリンクを約50%撤去(現在も継続中)

このような対応を行っていても、検索順位はほとんど変わりませんでした。

日常の順位変動の中で上がったり下がったりです。逆に残っていた人為的なバックリンクに対して、ウェブマスターツール経由で警告が来たサイトがあるくらいです。

もちろん、サイトの状態やバックリンクのバランスによって、人為的なバックリンクの効果が変わってくるのですが、人為的なバックリンクがそこまで役に立っていないことはわかりました。

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中野 貴利人 (ナカノ キリト)

株式会社ネットピコ 代表取締役

中野 貴利人 (ナカノ キリト)

2005年から副業でアフィリエイトを開始。2007年に本業を辞めて独立。副業をテーマにしたサイトが、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」やTBS「がっちりマンデー」のほか、ニューヨーク・タイムズ国際版、朝日新聞でも取り上げられる。日経WOMAN、AneCan、BIGtomorrow、CIRCUSなど雑誌掲載も多数。

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