こんにちは!「Tsuzuki Blog」を運営しているTsuzukiです。
アフィリエイト初心者のお悩みをズバっと解決するためにあらゆる質問にお答えするこの企画。
ありがたいことに好評をいただき、今回は第三弾をお届けします!
改めて自己紹介しますと、僕は立命館大学を卒業後、IT企業に入社しWEBマーケターとしてSEOを担当。その傍ら副業でTsuzuki Blogを運営していました。最高で月34万PV、月の収益380万円を達成し、その後独立。現在はブログアフィリエイトをしながら関西で妻と暮らしています。
今回は「さらに収益を増やすにはどうしたらいい?」といったレベルの高いお悩みも…!僕の今までの経験からズバズバッ!と答えていきます。アフィリエイトをがんばる皆さんのお役に立てれば嬉しいです。ぜひ最後までご覧ください。
間違った方向に進んでいるのではと不安になってしまう…
明確な成果が現れていないと「正しい方法」でブログを書いているのか、不安になることがあります。 このような時、果たして「正しくできている」のか、「横道にそれている」のか、どのように判別していますか。(Jさん/東京都)
ブログの成果が出ていないときは、「自分のやりかたは間違っているんじゃないか?」と不安な気持ちになりますよね。僕もブログを始めたときは同じように悩んだので、質問者さんのお悩みに共感します。
質問にお答えする前に、前提をお伝えすると、ブログに絶対の正解はありません。自分で取り組みながら、仮説検証をしていくことが大切です。
その点、質問者さんは「自分のやりかたは間違っていないか?」と、仮説を立てて取り組もうとしているので、素晴らしい姿勢だと思います。
この前提を踏まえて、ブログを正しく運営できているかどうかをチェックする方法をお答えします。
1.記事の目的をしっかり定めているか?
ブログ記事には、1本1本役割があります。
例えば、商品Aの評判を紹介する記事であれば、「商品Aを使おうか迷っている人に評判を伝えることで、購入するかどうかの判断軸を提供する」という目的を置きます。
「商品A 評判」は、商品の購入検討フェーズで検索されるキーワードなので、いわゆる収益キーワードという位置づけです。
このように、記事を作成する目的、もっと言えば、記事を読んだユーザーの理想行動を決めておきましょう。
2.目的に沿ったキーワードを狙えているか?
先ほどの例でも解説したように、キーワードには収益性の高いものがあります。
逆に言えば「読者が知って終わり」のような、行動に繋がらないキーワードは収益性が低いです。
アフィリエイトは、商品未購入の人が初回購入するタイミングに効果的な広告。
例えば「商品Aの使いかた」という記事だと、既に商品を購入済みの読者層を集客してしまうため、アフィリエイト報酬には繋がりにくいです。
このように、どんなキーワードを狙うかによって収益性は大きく変わってきます。
3.読者の悩みを解消できる記事になっているか?
キーワードを決めて記事を書いても、読者の悩みを解消できない記事だと検索上位を取ることはできません。そして、検索上位を取れなければ、アフィリエイト成果には繋がりません。
もちろん、昨今のSEO事情だとドメインパワーがモノを言う側面もありますが、まずは検索1位を取るにふさわしい記事内容であることが大切です。
あなたの親友や家族が悩んでいたとして、「その人たちに胸を張って見せられる記事になっているか?」を意識してみましょう。
- ※記事の書きかたについては、読まれるブログアフィリエイト記事の書き方!コツを初心者にもわかりやすく解説 をチェック!
リライトしたのに順位下落、どこを手直しするべき?
検索順位5位以内を1ヵ月ほど維持していた記事が、ある時10位前後へと下落。競合記事にはあって自分のコンテンツにないH2やH3を追記するなどのリライトを行いましたが、順位は戻りませんでした。この場合、構成案をもっと手直しすべきでしょうか?それとも、内部リンクの関連記事もリライト対象として手直しする必要があるのでしょうか?(Kさん/埼玉県)
結論から言うと順位が下落した要因によって対応が変わる、というのが僕の意見です。
考えられるのは下記の2パターンです。
- コアアップデートが原因、またはドメインパワーの強い記事が上位に来た場合
- それ以外の場合
このようにパターン分けした理由は、コンテンツの改善によって順位アップできるかどうかを見極めるためです。コンテンツ改善による上位復帰がむずかしい場合、それ以外の改善を検討する必要があります(つまり難易度が高い)。
それでは、それぞれ見ていきましょう。
1.コアアップデートが原因、またはドメインパワーの強い記事が上位に来た場合
1つ目は、SEOのコアアルゴリズムアップデートが起こった、もしくはドメインパワーが強い法人メディアなどが上位に食い込んできたパターンです。
2023年は下記タイミングで4回のコアアップデートがありました。
- 2023年3月
- 2023年8月
- 2023年10月
- 2023年11月
近年のコアアップデートでは、「ドメインパワーが強く、専門性の高いメディアに追い風」となっている印象です。
もし、質問者さんの記事がコアアップデート後に順位下落していた場合は、コンテンツ改善での順位アップは難しい可能性があります。なぜなら、コアアルゴリズムの評価基準が変わったことによる順位変動だからです。
質問者さんから「競合記事にはあって自社コンテンツにないH2やH3を追記するなどのリライトを行いました」とあるように、すでにコンテンツのリライトはしているとのこと。
リライトの妥当性は、内容を見ないとわからないため置いておくとして…
もしリライトしたことで、コンテンツの質を高めているのに順位が改善しない場合、コンテンツ評価が相対的に劣位になっている可能性があると考えられます。
つまり、コンテンツの評価以外の要素が影響しているという仮説です。この場合、コンテンツの改善も大切ですが、外部対策もポイントになってきます。
◎有効な外部対策
- 商品レビュー記事を書いて広告主の公式HPで紹介してもらう
- 他メディアに記事を寄稿して、執筆者ページにブログへのリンクを貼る
- SNSで知名度を上げて、被リンクやサイテーションを増やす
- ※SEOにおいてのサイテーションは、自サイトのサイト名やURLなどをテキストで他サイトから引用・言及してもらうこと。
あとは、専門性がズレる可能性はありますが、ASPのメディアコンテストに参加してみるのもありだと思います。
このように、努力するポイントをコンテンツ改善から外部対策へと視野を広げてみるのもおすすめです。
ちなみに、ドメインパワーが強い法人メディアが上位に食い込んできたパターンの場合も、コアアップデート時の変化と意味的にはほぼ同じですので、順位を改善するにはやはり外部対策がポイントになってきます。
2.コアアップデートやドメインパワー以外の場合
2つ目は、ドメインパワーや専門性が大きな要因となっていない場合。この際に、見直すべきはコンテンツです。
私見になりますが、2023年11月のアップデートでは、網羅性の高いコンテンツよりも「無駄なくNeedsMet(ニーズメット)できている記事」が上位に来ているように見受けられました。もちろん、ドメインパワーが強く網羅性の高い記事も上位に多数ありますが…。
- ※NeedsMet(ニーズメット)とは
Googleの検索品質評価ガイドラインにおいて、検索結果がどれだけユーザーの役に立っているかを評価する概念のこと。
質問者さんがすでに実施したリライトでは、上位記事のH2とH3を追加しているため、「コンテンツの網羅性は高いけれども、検索意図に対して余計なコンテンツも含まれている可能性」もあると考えられます。
こういう場合は、コンテンツのダイエットを考えてもいいかもしれません。
ここでいうコンテンツのダイエットとは、上位サイトから追加してきたH2やH3をカットするという意味です。
ただし、何でもかんでも削ればいいというわけではありません!
例えば、読者視点でコンテンツを見たときに、明らかに検索意図とズレているものや、蛇足感が否めないものをカットするイメージ。
とはいえ、コンテンツの削ぎ落としはリスクもありますので、取り組む際は慎重にお願いしますm(__)m
さらに収益をアップさせていくにはどうしたらいい?
報酬0円から1万円弱くらいまで増やすことができました。月間PV1000程度のブログで5万、10万と収益をアップさせるには今後どのようにしていけばいいのでしょうか。(Lさん/大阪府)
まずは、1万円の達成おめでとうございます!
今後5万円、10万円と目指していくにあたって、効果的な方法を2つご紹介します。基本的にアフィリエイトの公式に照らし合わせていけば問題ないかなと思います。
今は、1000PVほどということなので、1PVあたり10円ほどです。僕の場合、月340万円を達成したときのPV単価(1PVあたりの成果)が12円ほどでした。メイン案件の成果報酬単価は4,000〜7,000円。
質問者さんの場合、すでにPV単価は高いので、今後はPV数を増やしていくことが大切になりそうだなと思います。
という前提を踏まえつつ、今後取り組むといいことを紹介します。
1.PV単価を上げる
前述の通り、質問者さんのPV単価は10円と高めです。さらにPV単価を20円まで増やせれば、月2万円まで報酬アップするようなイメージになります。
◎PV単価を上げる方法
- 特別単価をもらう
- アフィリエイトリンクまわりを改善する
例えば、今の案件単価が3,000円の場合、特別単価を交渉すれば4,500円までアップするかもしれません。
また、アフィリエイトリンクの文言を工夫して、クリック率を上げられる可能性もあります。「無料登録」や「◯月◯日まで30%OFFキャンペーン中」のように、マイクロコピーを添えることも検討してみましょう。
アクトレ中の人
アクセストレードではリンクコードの改変は原則禁止としているため、テキストを変更する場合は商品リンクを使用するようにしましょう。
ただ、PV単価を2倍にできても月2万円にとどまってしまうので、次に紹介する方法をメインにがんばるのがおすすめです。
- ※特別単価をもらうコツについては、アフィリエイトの特別単価をもらう3つの方法を解説 をチェック!
2.PVを増やしていく
現在のPV単価が10円ですので、単純計算で5,000PVを達成できれば月5万円になります。
ただし、どんなPVでもいいわけではありません。高いPV単価を狙えるキーワードを中心に攻めていきましょう。
具体的には、現在アフィリエイト報酬が発生している記事を特定しキーワードの横展開はできないか?と考えることがおすすめ。
例えば商標記事で成果が発生している場合は、他の商品の商標キーワードも狙ってみるというイメージですね。すでに1万円を達成しているため、今のブログデータを分析して、横展開すれば5万円、10万円は見えてくると思います。
実際、僕も月5万円を達成したときは、月1万円のときに成果発生した記事のキーワードを横展開して達成できました。成果を伸ばせるように応援しております!
新規ジャンルでブログを作りたい!
新規ジャンルを開拓する際の注意などがあれば教えていただきたいです。(Mさん/北海道)
新ジャンルに取り組むときはワクワクしますよね!
僕がブログで月100万円を達成した時のジャンルは、ブログを始めたばかりの頃と比べて、大きく変わりました。
新規ジャンルを開拓するときの注意点を3つ解説していきます。
1.強くてニューゲームを意識する
強くてニューゲームとは、RPGゲームなどでクリア時のセーブデータを引き継いで新たにプレイできる状態を指す言葉。
ブログで新ジャンルに取り組むときも、全くのゼロからスタートではなく、旧ジャンルで培ったライティングスキルや知見を活かしましょう。
例えば、ジャンルを選ぶときには既に下記を意識できる状態です。
- ASPで案件をチェックする
- 検索上位で競合メディアを確認する
- 専門性を活かせないか検討する
ブログ初心者の場合、ASPの管理画面から「承認率」や「案件単価」などを見ても、イマイチ、ピンとこないはず。
しかし、ブログ運営の経験があれば、「単価は高くても、極端に承認率の低い案件は避けよう」みたいに、失敗する可能性が減ります。
このように、今ある知見を新ジャンルに活かすことを意識してみましょう。
2.ドメインをどうするのかを考える
最近のSEOでは、ドメインパワーと専門性が重視される傾向があります。
新ジャンルに取り組むときも、検索結果が法人メディアばかりになっていないか、ビッグワードだけでなくロングテールまで確認しておきましょう。そうすることで今のブログのドメインで運営すべきか、その他の方法を取るべきか意思決定することができます。
例えば、経営者や個人事業主の場合、自社HPのサブディレクトリやサブドメインという選択肢が出てくるかもしれません。また、中古ドメインの利用という選択肢も出てくるかもしれません。
このように、ドメインをどうするのかを考えておきましょう。
3.外注体制を作れないか考える
新ジャンルに限った話ではありませんが、運営体制を外注化することで効率的に記事作成ができます。
外注以外に、AI利用なども視野に入れてもいいかもしれません。
ブログ初心者の場合は、そもそも記事の良し悪しがわからなかったり、予算の関係で外注化やAI利用のハードルは高いかもしれないのでおすすめできません。しかし、強くてニューゲームのできるかたであれば上手に利用できると思います。
また、ライターの外注だけでなく、ディレクターの採用や記事の監修を専門家に依頼するなど、より品質の高い記事が作成できる体制を構築することも視野に入れてみましょう。
さいごに
今回は、ある程度まで自分でがんばってみたけれど、この後どうしよう…?!というかたのお悩みが多かったですね。みなさん自分で調べたり考えたり試行錯誤しながらアフィリエイトをされていて素晴らしいなと思いました。
やはりアフィリエイトには正解がないので、難しいところではありますが僕の記事を読んで少しでも何かのヒントになっていたら嬉しいです。
今回紹介した内容をいっぺんにやろうとしなくても大丈夫。まずは自分のブログに取り入れられそうなものから取り組んでみてください。
ご注意ください
- 本記事の内容は、2024/02/29更新時点の情報です。更新日より期間が経過している場合など、状況により現在の情報とは異なる可能性があります。
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