取材企画

アクセストレードアワード'21MVP「オズビジョン」インタビュー

公開日:2022/03/03

アクトレ中の人

株式会社インタースペース

アクトレ中の人

アクセストレードで活躍しているトップアフィリエイターって、どんなメディアなんだろう?どうやったら実績をあげ続けられるんだろう?気になっているかたもいるはず!

今回は先輩アフィリエイターインタビュー特別編として、アクセストレードパートナーの頂点が決まるイベント「アクセストレードアワード2021」において、見事MVPに輝いた「株式会社オズビジョン」さまにインタビューしてきました。

株式会社オズビジョンさまの運営メディア「ハピタス」は、ポイ活でも話題のポイントサイト。 そんなハピタスが実績を上げ続け、成長し続ける秘訣とは?どんなスタッフがどんなマインドで運営されているの?ユーザー・広告主双方から評価され続けるメディア運営の極意をお聞きしたのでご紹介します!

MVPおめでとうございます! 2017年以来2度目の受賞となりますね。

この度はMVPの選出ありがとうございました。

まさか2度目の受賞をいただけるとは思ってもみなかったので本当にうれしい限りです! これもひとえに広告主様ならびに関係者の皆様のお力添えあってこその受賞です。改めて感謝いたします。

コロナ禍での1年。メディア運営で変化したこと、進化したことなどはありますか?

新型コロナウイルスの感染拡大によって日本だけでなく、世界も大きく変わったと思います。

正直オズビジョン社としても2021年は厳しい年でした。私たちだけでなく、広告主、ユーザーの皆さんにとっても苦しい時期だったのではないでしょうか。

とはいえ、様々な制約がある中でも私たちにできることやユーザー様に対してどんな価値を提供できるのか、今一度立ち止まって自分たちを見直すいい機会だったようにも思えます。

時代に適応して変化していく中で大変だったことは?

時代に適応して変化していくという意味では、あまり大変さは感じなかったかもしれません。リモートワークにも割とすんなり適応できた気がしています。

ポイントメディア「ハピタス」のチームとして気を付けていたことと言えば、オンラインミーティングには顔を出すというルールでしょうか。(笑)

毎日お昼にミーティングを実施しているのですが、そのうち約10分間、普段の仕事とは関係ないおしゃべりタイムを設けるようにしました。メンバー同士表情を見ながらしっかりとコミュニケーションをとることによって、チームの一体感を損なうことなく業務を行うことができました。

そんな中で私たちは改めて、ハピタスをきっかけにお買い物やお出かけ好きのユーザーと広告主を結ぶ架け橋となって、すべてのステークホルダーがwin-win-winとなる関係を築けるメディアを運営していくのだという想いを強く持ちました。今までより一層、メンバー同士で一致団結できたのではないかと考えています。

Interviewer:コミュニケーション不足に陥りそうなシチュエーションをしっかりカバーし、改めてどんな価値提供をできるのか共通認識を持って進めてこられたのですね。ピンチが訪れても、冷静に立ち止まって今やるべきこととできることを整理する、どんな事業でも大切なことだと思います。

近年注目を集める「ポイ活」。“ポイ活の本命”サイトとして意識していることとは?

先日もTVで「ポイ活」を取り上げられているのを見かけて、本当に身近になりつつあるなと私たちも実感しています。 そんな私たちが常に意識していることは「ユーザーファースト」であるか?ということです。

ユーザー様からの評価はNPS(ネットプロモータースコア*)を採用して定期的に計測を行い、ユーザー様に満足いただけるサービスを提供できているかどうかを客観的に把握し、ユーザー様の声に耳を傾けることを心がけてサイト運営しております。

  • *NPS:「Net Promoter Score(ネットプロモータースコア)」の略で、顧客ロイヤルティを測る指標

満足度が高いユーザー様は、ポイントをうまく貯められているのですが、逆に、満足度が低いユーザー様はポイントを上手く貯められていない傾向です。特にポイントを「簡単に」稼げる!と紹介されて会員になった場合、その期待値の大きさとの乖離から、満足度が低下してしまうこともあるようです。

なので、ユーザー様の期待値とのすり合わせを行い、「どうやったら貯めやすいポイントサイトになるか?」「いかに日常使いで貯めやすいという体験をしてもらえるか」を考えて、企画に落とし込むようにしています。

運営15年を迎えたハピタス。ずっとアフィリエイトで成果を上げ、なおかつユーザーから支持を集め続ける秘訣は?

今やネットでのお買い物って当たり前になりつつあると思うのですが、ハピタスは数あるポイントサイトの中でも早い段階からショッピングに強いといわれてきました。

実際に、前身のポイントサイト「ドル箱」からハピタスにリニューアルした時にもサービスロゴの変更と共に「その買うを、もっとハッピーに。」というメッセージを発信していますし、一貫してネットでのお買い物体験をハピタスの強みとして大事にしてきています。

特にユーザー様にもしっかり浸透しているなと実感するのが、毎年順調に伸びている流通総額を目にした時です。2020年は約1,200億円を超えました。 ショッピングに強いと言われてきたけれど、コロナ以前は旅行ジャンルの送客規模が大きかったこともあり、2020年は流通金額も下がるだろうと想定していたので正直ドキドキしていました…(笑)。
結果的にはショッピングカテゴリーで流通総額をカバーできた格好となりました!

コロナ禍でリアルでのお出かけができなくなったことによって、それまで外でお買い物をしていた皆さまも、ネットショッピングを利用してみようと流れてきてくださったのかなと思います。デリバリーサービスやふるさと納税などの利用が増えたことも印象的ですね。

スタッフ一同、「ハピタスに来れば『今まで利用したことの無かったショップにも出会える』という体験をしていただきたい」と考えながら、運営しています。

また、カスタマーサポートチームに寄せられる生の声をサイト運営に反映させるように努めています。運営サイドからすると、結構「ハッ!」となる気付きが寄せられるんです。もちろん、不正利用対策も長年培ってきたノウハウを用いて怠りなく実施しています。こういったことも秘訣のひとつかもしれませんね。

このような日々のサイト運営改善やユーザー様からの声を施策に反映させた結果でしょうか、利用者数だけでなく利用者層も拡大してきています。

Interviewer:生活の様々な場面を通じて利用してもらえることと、安心してお買い物をしてもらえる環境づくりがユーザーから評価され続ける秘訣なのですね!

はい、ネットショッピングがユーザーの心を豊かにするというか…その一端をお手伝いできたのではないかと考えています。 引き続き、日々の生活においてハピタスを身近に感じてもらえるよう尽力してまいります!

広告主との関係値を築くために意識していることとは?

「ユーザーファースト」を掲げている私たちですが、広告主様がいらっしゃるからこそ、ハピタスはここまでユーザー様に愛されるメディアに成長できたと常々痛感しています。

残念ながら、ポイントサイトは質が悪いというイメージを持たれがちです。確かにポイント目当ての利用も一部いらっしゃるかと思いますが、ハピタスは広告主様から信頼してもらえるメディアであり続けたいと考え、送客するユーザー様の質が改善されるような様々な取り組みを行ってきました。
とはいえ、質改善はメディアだけで取り組むには限界があるので、広告主・メディア・ASPの垣根を越えて一丸となり、情報連携して取り組んでいくものと認識しています。

その一つとして2021年から力を入れている「記事広告」があります。ただ広告を掲載するだけでなく、広告主様の商品、サービスの良いところや特徴をわかりやすくユーザー様にお伝えし、理解していただいたうえで利用してもらうような施策です。

記事広告を掲載した前後で、送客ユーザーの質がどう変化したのか把握できるように、広告主様にも協力を仰ぎ、LTV(*1)やROAS(*2)の目標値も共有してもらいました。

目標値を共有してもらうことで、共通の目標に向かって明確な打ち手(改善プラン)を一緒に考えることができます。協力してくださる広告主様あっての取り組みなので、本当に感謝しています。

今後も広告主様にとって信頼できるハピタスであり続けるために様々な企画を展開していきたいと思っております!

  • *1.LTV (ライフタイムバリュー/Life Time Value):顧客生涯価値|一人の顧客が自社と取引を開始してから終了するまでにもたらしてくれる価値(純利益)
  • *2.ROAS(ロアス/Return On Advertising Spend):広告の費用対効果|かけた広告費に対してどれだけ売上を得られたかを測る指標、「売上÷広告コスト」で求める

長年アフィリエイトに携わっていただいている中で、他に印象深い取り組みは?

直近の話が続きますが、2021年は二つ印象深いエピソードがあります。

一つはオズビジョン社発信による、複数の大型広告主様を束ねたタイアップキャンペーンを実施したことですね!
商流が異なる広告主様同士のタイアップを企画したので、はじめはご提案すら難しいかなと思っていたのですが、アクセストレードと一緒に提案内容を精査し、途中様々な困難もありながらでしたが何とかリリースすることができました。珍しい企画だったので、オズビジョン社内でも好評でした。

Interviewer:好評とのことでしたが、苦労した点などあったのでしょうか。

タイミングの調整など、1社様とのタイアップでは無い部分が大変でしたね…。でも私達自身、こんなに骨の折れる提案は初めてでしたが、ASPと一緒に提案し成果を残すことができたので良い経験値を得られました。また機会があればチャレンジさせていただければと思います!

もう一つのエピソードは、アクセストレード×ハピタスの合同ブレスト会「アイデアソン」を実施したことです。

業界を盛り上げるべく、リレーション強化の一歩として行い、参加者は営業担当だけにとどまらず、マーケティング担当など経験も知見も異なる幅広い職務・役職のメンバーが集まりました。

第一回は「新規のユーザー送客だけではなく継続的な価値提供をするためのアイデアを形にする」をテーマにしました。ハピタスとアクセストレードの混成チームで活発な意見交換ができ、それぞれ刺激を受けて得られるものも大きかったと思います。

今、実際に出たアイデアを実現するべく、準備を進めています。こういった企画は第二回、第三回と続けていきたいですね。

TOPメディアとして思い描くこの先のサイト運営とは?

ハピタスは今後も「ユーザーファースト」を一気通貫し、お買いものやお出かけをもっと楽しくするショッピングテイメント企業グループを目指していきます。

「人の幸せに貢献し、自己実現する集団で在る」というハピタスの運営会社である株式会社オズビジョンの理念のもと、私たちに関わるすべての人々が幸せになるよう、全方位的に貢献し、またそのこと自体を私たち自身の自己実現の源泉としてゆく。そんな思いで全社員一致団結して、今後もアフィリエイト業界を盛り上げていけたらと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

アクセストレードアワードMVP2度目の受賞となった株式会社オズビジョン様。インタビュー中に何度も「ユーザーファースト」「価値提供」というキーワードが出てきた通り、ユーザーと真摯に向き合い、利用してもらうために努力する姿勢が印象的でした。

トップメディアとなってもなお現在の立ち位置に満足することなく、ユーザーファーストと価値提供を突き詰めているからこそ、ユーザー・広告主双方からの信頼につながっているのだと思います。

アクセストレードのサービスコンセプト「高い価値とすばらしい体験をすべての人に」とも共鳴するところが大きく、これからも一緒に業界を盛り立てていきたいと思わせてもらうインタビューとなりました。

皆さんもぜひトップメディア運営の極意を参考にしてみてくださいね!

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アクトレ中の人

アフィリエイトASP「アクセストレード」の中の人。自社サイト運営に関わっているため、SEM的な世の中の動向に日々翻弄されている。アフィリエイター向けに役立つコンテンツをお届けするため、サイトの裏側で情報収集中。

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  • 本記事の内容は、2022/03/03更新時点の情報です。更新日より期間が経過している場合など、状況により現在の情報とは異なる可能性があります。
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