アクセストレードの広告主・パートナー各社にご協力いただき、それぞれのホンネで業界・アフィリエイトについて語る【ホンネで対談!】企画。
広告主は50,000件以上の求人数を誇る「パソナキャリア」様、パートナーは人材ジャンルの他、複数ジャンルでサイトを運営する「ウルクス」様による「人材ジャンル対談」の第二回です。
第一回では両社の紹介とアフィリエイトを始めたきっかけなどを語っていただきました。
第二回となる今回は、それぞれの視点から見た人材アフィリエイトの市場動向や、トップアフィリエイターならではの取組みなどかなり踏み込んだ内容となりました。
【今回対談いただいた各社ご担当者様】
■広告主 :
株式会社パソナ 人材紹介事業本部 マーケティングチーム リーダー河岸様
株式会社パソナ 人材紹介事業本部 マーケティングチーム 高坂様
■パートナー:
株式会社ウルクス 代表取締役社長 兼 COO 小田様
株式会社ウルクス 岡様
(以下敬称略)
-人材業界全体の市場感についてパソナキャリア様にお伺いします。今の転職業界はどう動いているのでしょうか?
高:現在「働きかた」に世の中の注目が集まっているということもあってか、有効求人倍率が伸びており、過去最大級に人材業界が伸びています。その中でも転職市場の規模は 現在2,500億~3,000億円程度(※)と言われており、右肩上がりの成長が続いています。
弊社でも市場動向と比例して会員登録数が増えており、需要が大きく伸びていることを実感しています。
また昨今、副業や人生100年時代などいろいろ言われていますが、転職するかたの目線に立ってお話しすると、「結局何をすればいいの?」「じゃあ自分で何を判断すればいいの?」という漠然とした不安を抱えていらっしゃるんです。
そのような不安を解消するために「まずエージェントに登録してみよう」と考えて動かれるようですね。
(※根拠:2016年度の人材紹介業市場は2,300億円
https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/1753)
河:数字の面で申し上げると、パソナキャリアをご利用いただいている会員のご登録数もここ2年で20%ずつ伸びています。
一同:すごい伸び率ですね!
河:そうなんです。アフィリエイト単体だと実はもっと伸びていまして、2年前の倍くらいになっています。転職のニーズは非常に高まっているな、と日々感じています。
小:(政府が提唱する)働き方改革のように、転職せず今の仕事をしながら副業…という形で多様化しているのかと思っていたのですが、実際は転職業界もまだまだ伸びているということなんですね。
河:そうですね。“政府が打ち出している理想論”と“自分の今の現実”にギャップを感じているかたもいらっしゃるようです。(働き方改革がもっと進んだ)数年後を考えたときに、「今、動いておいた方が得策かな」と考えて動かれるかたもいらっしゃいます。
小:企業側のニーズも増えてきたというか、採用数も増えているんですね。
AT:実際に皆さん転職業界が伸びていると実感されているんですね。ありがとうございます。
ーパソナキャリア様とウルクス様で一緒に取り組まれた施策はありますか?
岡:一番大きい施策は取材企画でしたね。
AT:ウルクス様は、複数の広告主様へ取材をされていらっしゃるようですが、パソナキャリア様との取材企画を改めて振り返ってみてどうでしたか?
岡:他にも何社か広告主様の取材をしている中で、パソナキャリア様は特に求職者に寄り添っているという印象ですね。
もちろん転職エージェント企業様はそれぞれ「求職者のかたを考えています」「じっくりお話を聞きます」とおっしゃるのですが、実は的外れな求人紹介だったり、求職者本位でないなと思うことも有りまして…。
そんな中でパソナキャリア様は本当に求職者・求人企業それぞれのことを考えて丁寧に対応されていらっしゃるんだなと感じました。パソナキャリア様のアフィリエイトプログラム上では「正しい転職をおこなっています」と掲げているのですが、その言葉がとても納得できるので、私たちのメディアで取り上げる時はその色味を強く出させていただいています。
また、最近の取り組みとしては、パソナキャリア様からユーザーの動きの情報共有をいただいています。共有いただいたデータから新たな気付きを得られたりもしているので、それをメディア運営に還元しています。
ただ、メディアとしては広告主さんの望まれているユーザーとのギャップはまだあるな・・と思います。
今まで以上にパソナキャリア様の強みにうまくマッチするユーザーを紹介できるよう、ユーザーの導線を整える取組を進めているところです。ぜひご意見いただきながら、今後も積極的に取り組んでいきたいです。
AT:ありがとうございます。次はパソナキャリア様に集客面のお話を伺います。
ーどのような訴求だと登録につながりやすいか、傾向はありますか?
AT:パソナキャリア様では、獲得された登録者のなかでも「質」に重点を置いていらっしゃるそうですが、どういうユーザーに、どのような訴求をすると質の高い登録につながりやすいのでしょうか?
合わせて狙い目のジャンルがあれば教えてください。
河:登録につながりやすい訴求内容・ユーザーに関してですが、弊社は「親身なサービス」を重視しているので、相談に来られるユーザーは「自分で転職活動はできるので、情報だけください」というタイプより、「困っているんです」というかたの方が、割合として多いかなと思いますね。その面で、ベストワーク様が打ち出して下さっているような内容は非常に合っているなと思います。
高:その中でも、「ITエンジニア」と「ハイキャリア」(いわゆる年収の高い層)は弊社としても注力をしている領域になりますので、アフィリエイトの集客でも注力をしていきたいと考えています。
岡:そうですね。でも結局「ITエンジニア」や「ハイキャリア」のかたのお話を伺っていると、「自分で転職できるので求人情報だけください」というかたの方が比較的多いのかなという印象を受けるんですよね…。
ですからメディアとしては、そういったユーザーにも転職エージェント、特にパソナキャリアさんのように親身になってくれる転職サービスを味方につけることで、より有利に転職できるという啓蒙に取り組んでいかなければならないなと感じています。そのような取り組みを行うことでより良い送客ができるのかなぁと思っています。
高:これから狙っていくユーザー層としては、ミドルクラス(30〜40代、中間管理職クラス、年収600〜700万程度)ですかね。
新卒で大企業に入社して40代に差し掛かる頃に、「ずっと1社に勤めてきたけれど、この先どうしよう」と考えるようなかたが一定数いらっしゃると思います。
このタイミングで、「親身なサービス」を訴求してあげると、弊社の訴求ポイントと合うのではないかなと。結果的に登録者の質も上がるんじゃないのかな?と思います。
河:今高坂が申したとおり、現実的にアフィリエイトサイトで今後もっと伸びしろがあるだろうなと思っているのはミドルクラスですね。このあたりのユーザーは慎重なんですよね。
このままでいいのかな?って今の自分に疑問を抱きつつも一歩が踏み出せない。
そういったユーザーと当社の相性は良いのではないかと考えています。
小:やはりミドルクラスが一番キャリアの選択肢で悩む時期なのかなぁと思うので、そういうかたへの問いかけが必要なのかもしれないですね。
河:ご自身の強みを把握されていないかたが多いかなと思います。
当たり前と思ってやっていることが市場価値が非常に高かったり、逆に多くのかたが持っているスキルをアピールしてしまったり…
そこをアドバイスさせていただくのが我々の役目ですし、実際にそれで書類通過率も大きく変わってきますね。
AT:ぜひ我々もメディアの皆さんを通じて、ミドルクラスへの啓蒙活動に協力していきたいです。
ー新たにパソナキャリア様をこれから掲載しようという、芽のまだ小さいメディアさんに向けて、パソナキャリアさんを掲載する上でのメリットや特徴をウルクス様からメディア視点で伺えますでしょうか。
岡:やはり先ほども申し上げたとおり、正しい転職というメッセージ性の強さや、取材企画に応じていただけるような風土ですかね。
取材を通して、訴求されている内容はやっぱり嘘じゃないなと実感を持つことができました。
メディアが訴求していく中で、このような機会を設けていただけることはすごく強みになると思います。
求職者の皆さんのITリテラシーも年々上がってきているので、当メディアにも「これは嘘だろう、自分はこんな対応をされた」という口コミも沢山来るようになりました。
そのような環境下でもパソナキャリアさんに関しては本当に嘘偽りなく求職者に寄り添ってくださっていて、口コミでも「また転職するときに利用したい」「転職しなかったけど、相談してよかった」といった満足度の高い投稿が多いです。
求職者視点で信頼できるサービスであり、第三者である私達メディアとしても自信を持っておすすめできる転職エージェントです。
そういった風土や誠実さが、結果的に高CVRであったり、送客した後もしっかり承認いただいたりということにつながっているのではないでしょうか。また今後も、まだまだCVRや送客数を増やしていけそうだな、と感じることができるポジティブな良いプログラムだなと思います。
高・河:ありがとうございます。
小:お世辞抜きで口コミを結構いただいていて、その中には当然ネガティブなものもありますが、
御社の口コミはきれいだなと感じています。
いい口コミが自然と集まるのは素朴なユーザーの声なのかなと思います。
次回はいよいよ最終回となります。第二回は現在の動向などについて語っていただきましたが、第三回は今後の展望やアフィリエイトパートナーに期待していることなどを語っていただきます。次回もお楽しみに。