「儲かるキーワード」とは
こんにちは。WEBマーケティングポータル「
フェレット」の吉田です。
先日、とあるカリスマアフィリエイターさんと食事をする機会があったのですが、そのとき彼は「キーワードを見つけることに躍起になっている アフィリエイターが多過ぎる」という話をされていました。
確かに、私がプロデューサーを担当するSEO・SEMツールサイトを訪れるユーザーの動きを見ていても、キーワードアドバイスツールでの分析にばかり時間を使っている方が相当数いるようです。
検索ボリュームがあってビジネスにつながるキーワードを見つけたい気持ちはわかるのですが、ここにばかり時間を使っていては先がありません。
特にアフィリエイターは、SEO業者と違って、キーワードを見つけることが本来の目的ではありませんので、このあたりの作業はよりスピーディーに行う必要があると思います。そのためには、キーワードの探し方・調査方法を変えなければなりません。
まず、探し方の前に「儲かるキーワード」というものについて良く知る必要があります。単純に検索回数が多いものが「儲かるキーワード」だと考えている方もたくさんいらっしゃるのですが、それは違います。
「儲かるキーワード」とは、「費用対効果の高いもの」です。つまり、時間やお金をかけてそのキーワードで広告を出したりSEO対策を施したりしたときに、「それ以上の売上が見込めるかどうか?」が大切なのです。
この視点を持つと、キーワードの探し方がかなり変わってきます。自分が探し出したキーワードでどのような商品・サービスを販売できるのかはもちろんのこと、販売単価から逆算することでSEMやSEO対策に割ける時間やお金がはっきりしてきます。
リスティング広告を出稿したことのある方は費用対効果という考え方を理解しやすいと思いますが、自力のSEO対策のみで集客を行っている方には見落としがちな視点のようです。
このような視点を持ってキーワードの分析をしたことがないようでしたら、これからキーワードアドバイスツールを利用する際にはぜひ意識してみてください。今までとは違ったキーワードを発見できるかもしれません。
キーワード調査の方法
では、実際にどのような方法でキーワードを調査すれば良いかについて解説してまいります。
現在、ネット上の集客方法として費用対効果が高いと言われているのが、SEM(リスティング広告)とSEO対策です。もちろん、競合の多いキーワードで成果を出しているサイトは、これらの対策がしっかりとされています。
つまり、狙ったキーワードでSEMおよびSEO対策がされている競合サイトの対策レベルを調査・分析することで、対策に必要となるコスト(難易度)を知ることができるんです。
ちなみに、ここでいう「コスト」には、リスティング広告費用だけでなく、自力でSEO対策を行う際の時間的コスト(人件費)なども含まれます。
まず、SEM対策状況の調査ですが、こちらは狙ったキーワードをYahoo!とGoogleで検索した際に表示されているリスティング広告の件数から判断することができます。単純ですが、出稿されている広告数が多いほど競合の数も多くなるため、広告単価が高くなる傾向にあります。
次に、SEO対策状況の調査ですが、こちらは狙ったキーワードで上位表示されているサイトの下記項目を調査してみてください。
◆競合サイトのSEO対策調査項目
(1)タイトルとメタタグ内にキーワードが入っているか
(2)Yahoo!ディレクトリ登録はされているか
(3)GooglePR(ページランク)は平均の4以上か
(4)被リンク数は5,000以上か
これら4つの調査項目に当てはまるサイトが多いほど、競合サイトのSEO対策状況が強いということになります。調査結果は、Excelなどに一覧でまとめるとさらに分析しやすくなるのでおすすめですよ。
また、相当なビッグキーワードでない限り、調査対象とするサイトは上位10サイト程度で十分ですが、これら作業を複数のキーワードごとに行っていくのはとても手間がかかりますので、ネット上で提供されている分析ツールを活用すると良いでしょう。SEO調査項目をスピーディーに分析することができるはずです。
弊社が運営しているSEO・SEMツール『FerretPLUS』でもこれらの分析が可能ですので、ご興味のある方はぜひ活用してみてください。もちろん、無料ですのでご安心を笑
今回は以上です。また次回、お読みいただけますと幸いです。