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PC検索にも展開!GoogleDesktopPageExperienceUpdate

公開日:2021/11/11

アクトレ中の人

株式会社インタースペース

アクトレ中の人

Googleは、2021年6月〜8月にモバイル検索で実施した「Page Experience Update(ページエクスペリエンス アップデート)」をPC検索でも、来年2022年2月〜3月に展開すると発表しました。

モバイル検索と同様、検索順位への影響は軽微としていますが、サイト運営者には気になる内容ですよね。 ということで今回は、PC検索への展開はどのような内容なのか紹介します!

モバイル検索に展開した時にも、「Page Experience」については紹介しましたがさらっとおさらいしておきましょう!

「Page Experience」とは、ユーザーがWebページで操作を行う際のコンテンツ情報そのもの以外のユーザー体験に関わる検索シグナルセットのことです。

Page Experienceのモバイル検索シグナル

  • モバイルフレンドリー|モバイル閲覧に適しているか?
  • HTTPSセキュリティ|HTTPSで配信しているか?
  • Core Web Vitals|
    ページの読み込み速度、インタラクティブ性、視覚的安定性を提供しているか?
    • └Largest Contentful Paint (LCP)
    • └Cumulative Layout Shift (CLS)
    • └First Input Delay (FID)
  • 煩わしいインタースティシャルがない|
    ページの表示・閲覧中にポップアップでコンテンツ閲覧を邪魔していないか?

モバイル検索時に、対応に追われたかたもいっぱいいますよね(アクセストレードも、ご多分に漏れずでしたw)。では今回のPC検索での「Page Experience Update」は、どんな内容なのでしょうか?

そうなんです。今回のPC検索でのアップデートでモバイル検索と異なるのは、「モバイルフレンドリーが対象ではない」だけなんです。つまりモバイルフレンドリーの検索シグナルは、モバイル検索にのみ適応され、PC検索には影響しないということです。

また、PC表示とモバイル表示でのURLが適切に設定されているサイトでは、PC検索のシグナルは、PCユーザーが閲覧するURLに基づきます。

また、冒頭でもお伝えした通り、GoogleはSEO(検索順位)への影響は軽微としています。
なぜなら、Googleが最も大切にしていることは「優れたコンテンツを提供しているか?」だからです。つまりユーザーがサイトを閲覧する時の利便さよりも、コンテンツが重要ということですね。

とはいえ、検索シグナルのアップデートではあるので対応しているに越したことはありません。
関連性が同程度の「優れたコンテンツ」ページが複数ある場合には、「Page Experience」に沿ったほうをGoogleは重要視するとしているからです。競合サイトと同程度の優れたコンテンツであれば、「Page Experience」の対応をしているほうが検索順位に優位になるということですね。

ページ エクスペリエンスの Google 検索結果への影響について

では、どのような対応をすれば良いのでしょうか?

2021年6月〜8月のモバイル検索に対する「Page Experience Update」で、以前の記事で紹介していない、アクセストレードが対応したことをいくつかご紹介します。

  1. TTIの改善|オフスクリーン/非表示画像の遅延読み込み
  2. CLS の改善|画像ファイルにwidth/height(幅と高さのサイズ)を明示的に指定
  3. LCPの改善|ページの初期読み込みに必要ないcssの遅延読み込み
  4. LCPの改善|Javascriptの読み込みに優劣をつける(async / defer属性の付与)
  • ※TTIとは、「Time to Interactive」の略で、Webサイトが操作可能になるまでの時間のこと

これらの改善は、Google Developerツールの「PageSpeed Insights」で、改善ポイントを分析して、対応しました。分析方法は、あなたのサイトのURLを入力して、分析ボタンを押すだけ!カンタンでしょ?^^

改善内容は、それぞれのサイトの作りで異なります。自分のサイトの改善ポイントを見つけて、2022年2月から始まる「Page Experience Update」に備えましょう!

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アクトレ中の人

株式会社インタースペース

アクトレ中の人

アフィリエイトASP「アクセストレード」の中の人。自社サイト運営に関わっているため、SEM的な世の中の動向に日々翻弄されている。アフィリエイター向けに役立つコンテンツをお届けするため、サイトの裏側で情報収集中。

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