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台湾越境ECって気になるけど実際どう!?「台湾越境EC」の全貌を解説!(2/2)

公開日:2018/10/11

山岡 謙志

株式会社インタースペース

山岡 謙志

前回の記事は、台湾EC市場の成長状況や簡単なアフィリエイトのフローについて触れた内容でした。
今回は台湾アフィリエイトの取組方法についてご紹介していきます。

台湾アフィリエイトではSEOで獲得を目指すアフィリエイターさんが多いので、本稿では通常のサイトアフィリエイトに焦点を当ててお話します。
台湾サイトアフィリエイトの取組方法についてお話する前に、皆さんが挑戦するのは、どのような環境なのかをよくアフィリエイターさんから質問される内容を元に簡単にご説明します。

1.そもそも検索需要はあるのか?
必ず聞かれる「検索習慣はあるのですか?」という質問ですが、もちろんあります。前回の記事でもご紹介しましたが、日本と同様に複合キーワードでの検索を行います。

2.どんなキーワードで検索するのか?
日本と同様に「〇〇 おすすめ」等で検索したり、購入前に情報収集をするために商品名で検索したりと、台湾ユーザーも日本とほぼ近い検索行動を取ります。
ただし「〇〇 ランキング」などのキーワードでの検索習慣は現状まだ少ないようです。
今後同じジャンルの商品が増えてくると、必然的にサジェストに上がってくると思われます。

3.検索エンジンは何を使うのか?
こちらもよく聞かれますが、グーグルがほとんどです。割合でいうとグーグルが8-9割で、残りはヤフー・BINGなどです。

4.ライバルになるサイトはどのようなサイトなのか?
実際に調べてみるとわかりますが、ブログ・Q&Aサイト・アフィリエイトサイト・YOUTUBEなどがライバルサイトになります。
直近、弊社ではSEOメディアさんに台湾アフィリエイトの支援を積極的に行っており、ブランド名の検索結果では日本と同じ状況に徐々に近づいています。

日本と同様にプログラム選定~コンテンツ作成の手順を踏みます。今回は、「台湾越境EC」においてのポイントをまとめてみました。

1.プログラム選び

現在アクセストレードで稼動している台湾プログラムは、プログラム情報のキーワードに「台湾」と入力して検索するとSEOサイト掲載用のプログラムをご覧になれます。

※出稿系プログラムでの掲載をご希望されるかたは、カスタマーサポートまでお問い合わせください。

▼どのような商材が台湾進出しているのか?

基本的には「コスメ」と「健康食品」の2ジャンルの商材がほとんどで、日本国内でも売れている商材が台湾市場に進出しています。
最近はコスメ案件が多く、健康食品メーカーさんは広告規制の影響もあり苦戦をしているケースが一部見受けられます。

▼取り組むべきプログラム

ズバリ「日本で売れている商品」と「台湾で認知が広がっている商品」のプログラムです。
特に、これからSEOでの台湾参入を検討しているかたは、台湾の現地で認知が広がっている商品を選ぶことがとても大切です。

また日本ではネットワーク広告で認知後、離脱したユーザーの約15〜20%程が検索面に落ちてくるというデータがありますが、台湾も同様で、ネットワーク広告やテレビ・CM・雑誌等で認知してから「検索」するユーザーが一定数、存在しています。

2.コンテンツ作成

プログラム選定後はコンテンツの作成です。基本的には日本のコンテンツ作成と変わらないですが、ポイントを3つご紹介します。

  1. 「日本の製品」や「日本で人気」を推す。
    親日国の台湾では、日本製品は絶大な信頼があるため「日本製」「日本で人気」「日本の工場で製造」などの文言が台湾ユーザーに訴求しやすく、記事コンテンツに入れるケースが多いです。
  2. 割引・キャンペーン情報はしっかり伝える。
    「初回50%OFF」「限定100名様モニター価格」などの訴求は日本でもよくありますが、台湾ユーザーは「得して買いたい!」という意識が強いため、しっかりと割引情報・キャンペーン内容を記載しましょう。
  3. ローカライズ(翻訳)業務
    コンテンツの作り方はほぼ日本と変わりません。口コミや比較、製品の効果などを記載しているケースがほとんどで、文字数は記事LPで1000〜2000文字。SEO記事で3000〜8000文字程度です。

3.ローカライズ(翻訳)業務

記事が完成した次はローカライズ(翻訳)です。台湾の方々のほとんどが中国語(繁体字)を使っています。
コンテンツを作るうえでこのローカライズがとても重要です。日本語でも住む地域によって言い回しが異なるのと同様に、中国語でも中国人の中国語と台湾人の中国語は、言葉の使い方・ニュアンスなどが異なります。
自然にユーザーをクリックまで導くためには、違和感がないローカライズを行う必要があります。

今回はポイントを絞ってご紹介させていただきました。違う国ではありますが日本にとても似ている検索習慣や商品ニーズを持っている台湾。これからも高い成長率で台湾のEC市場は伸びていくでしょう。「台湾アフィリエイトは気になっているけど…」と思ったら、ぜひ第一歩を踏み出してみましょう。

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山岡 謙志

株式会社インタースペース

山岡 謙志

株式会社インタースペースのアフィリエイト局Eコマースグループに所属。
主にコスメ・健康食品の国内PR・台湾PRをサポートしている。
アフィリエイト広告で台湾越境ECの市場を盛り上げるため、全国各地で広告主向け・アフィリエイター向けの台湾越境セミナーを開催している。

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  • 本記事の内容は、2018/10/11更新時点の情報です。更新日より期間が経過している場合など、状況により現在の情報とは異なる可能性があります。
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