前回の「光の当てかたとおすすめ加工アプリ編」では、道具を使わずにスマホでクオリティの高い写真を撮るテクニックをご紹介しました。
今回は、スマホ撮影テクニック紹介の第2弾!
商品撮影のスキルをもっと上げるために知っておきたい構図パターンをお伝えします。
写真はセンスが必要だから・・・とちょっと諦めていませんか?
そんな皆さんに朗報です!
構図を意識して撮影するだけで、ちょっとセンスに自信がないあなたでも写真をぐっと上手に見せる方法があるんです!
「写真のことは詳しくないけれど、上手な写真が撮れたらいいな!」
「雰囲気のある写真ってどうやったら撮れるの?」
などなど…写真の撮りかたでお悩みのかたは、ぜひ最後までお読みくださいね!
そもそも構図ってなに?
こう‐ず【構図】‐ヅ
- 絵画・写真などで仕上がりの効果を配慮した画面の構成。コンポジション。「−がいい写真」「斬新な−」
- 構成された図形。
- 物事を全体的にとらえたときのすがた・かたち。「未来都市の−を語る」「汚職事件の−」
引用:デジタル大辞泉(小学館)
写真撮影で言うなら
構図=被写体を画面の中のどこに配置するか
ということ。被写体の配置を意識するだけで、写真を見る人に安定感や躍動感など様々な印象を与えることができます。
前回紹介した光の当てかたと同様に商品の印象を左右するポイントのひとつです。
撮影テクニックを身に付けるほど、自分が伝えたい理想の写真に近づけることができますよ!
それでは、商品撮影にも使える定番パターンの構図をいくつか紹介します。
ぜひ構図を意識して撮影してみましょう!
商品撮影に使える構図5パターン
1.日の丸構図
- ※ポートレートモードは被写体の輪郭がボケていないか、よく確認してから使用しましょう。
2.三分割構図
3.対角線構図
4.図形をつくる構図
5.C字S字構図
撮影に便利なスマホの設定
構図を意識しながら撮るのは難しそう、と思った人は・・・スマホの機能を使いましょう!
最近のスマホでは撮影をサポートしてくれる機能が備わっています。機能を使えば構図を意識した撮影もかなり楽になるので、ぜひご活用ください!
グリッドを表示しよう
テーブルに置いた商品を撮影する場合は、テーブルが水平になっているほうがきれいに見えます。
水平や垂直を意識するだけで写真の野暮ったさが軽減されるので、グリッド線や水平器を使ってまっすぐになっているか確認しましょう。
AFオートフォーカス
アングルを意識してみよう
構図が商品の配置ならアングルは被写体に対するカメラ(視点)の高さのこと。
構図×アングルを意識して撮影できるようになれば、もうカメラ初心者から卒業です!撮影に慣れてきたらぜひアングルも意識してみましょう!
ハイアングル
アイアングル
ローアングル
色々な目線で撮ってみよう
構成やアングルについてお伝えしましたが、カメラを持ったらまずは考えるよりも撮ってみましょう!初心者がやりがちなのは、商品を細かく動かして、自分は動かずに撮影をすること。
実はコレ、もったいないです!
カメラを構えたらたくさん動いてたくさん撮りましょう!
アイドルを撮る写真家って動き回って写真を撮るイメージがありませんか?実は、一瞬の可愛い表情とベストなアングルで撮るために上から斜めから左右から!と動き回りながら撮るそうです。
この撮影者の動きが商品を撮る時にも役立ちます。商品を配置したら、自分が動いてかっこよくみえる角度を見つけてみましょう。
同じ商品でも角度を変えて撮影することで、受ける印象もガラリと変わります。
自分がこの商品をどう見せたいのか?を考えて、伝えたい印象をプロデュースする感じで撮影すると良いかもしれません。前後左右、たくさん動いて商品の魅力が最大限伝わるアングルを探しあてましょう!
写真を撮ってみて、「あの構図にしたらお洒落に撮れそう」「この目線から撮ったら印象が変わりそう」など動きながら試行錯誤を続けると、次第に撮影のコツが掴めてくると思います。
スマホで商品撮影をするときのコツ
いかがでしたか?
2回にわたってスマホの撮影テクニックについてお伝えしてきました!手持ちのスマホで素敵な商品画像を撮影するためには以下の5つを意識してみてくださいね。
- 撮影前に商品をキレイにする
- 背景に気を配る
- 光の当てかたを意識する
- 構図を考えて撮影する
- 動いてアングルを変えてみる
撮影スキルを伸ばすには、センスを磨くよりも構図やアングルなど、撮影テクニックを習得することが何よりも近道です。
今回お伝えした内容をぜひ頭の片隅に入れて、商品撮影をしてみてくださいね!
ご注意ください
- 本記事の内容は、2022/04/14更新時点の情報です。更新日より期間が経過している場合など、状況により現在の情報とは異なる可能性があります。
- 一部、体験談などの執筆者の個人的な意見、株式会社インタースペース(アクセストレード)以外が提供するサービスの紹介が含まれる場合もあります。情報の内容には十分に注意しておりますが、万が一、損害やトラブルが生じた場合も責任を負いかねますので、内容をご確認の上ご自身の判断のもとでご利用ください。
- 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載等を禁じます。
カテゴリーから探す
タグから探す
- アフィリエイトをはじめよう!
- 無料新規パートナー登録
- 広告出稿を希望のかたはこちら
- 無料資料請求はこちら