こんにちは。All About ホームページ作成ガイドの西村文宏です。
今回は、スマートフォン用ウェブページのために「押しやすいリンク」を作る方法をご紹介いたします。
1行まるまる占有する「大きなボタン」に装飾する方法
スマートフォンは指を使って画面に触れることで操作しますから、リンクは大きい方が押しやすくなります。
そこで、リンクを大きな「ボタン」に見えるよう装飾する方法をご紹介いたしましょう。
あくまでも「ボタンに見えるように装飾」するだけなので、リンクそのもののHTMLソースは、以下のようなa要素を使った普通の書き方で問題ありません。
ただ、スタイルシートを使って装飾を適用するために、class属性を付加しています。
<a href="(リンク先)">リンク文字</a>
上記のようなHTMLソースをそのままブラウザで表示させると、普通のリンクとして表示されるだけです。
しかし、以下のようなスタイルシートを追記すると、上記のリンクが「ボタン」のように装飾されて表示されます。
<style type="text/css"> a.largebutton { /* (1)表示形態 */ display: block; /* (2)横幅サイズ */ width: 100%; /* (3)枠線 */ border-style: solid; border-width: 1px; border-color: #ccc #999 #999 #ccc; /* (4)角を丸く */ -webkit-border-radius: 7px; /* Chrome,Safari */ border-radius: 7px; /* CSS3 */ /* (5)余白の調整 */ padding: 6px 0px; margin: 0.5em auto; /* (6)文字の装飾 */ text-decoration: none; /* (7)文字の位置 */ text-align: center; /* (8)背景グラデーション */ background: -webkit-gradient(linear, left top, left bottom, from(#fff), to(#ccc)); /* Chrome,Safari */ background: linear-gradient(top, #fff, #ccc); /* CSS3 */ } </style>
上記の25行をそのままHTMLソース内にコピー&ペーストするだけで使えます。
パソコン上で表示を確認したい場合は、ブラウザにChromeかSafariを使ってください。
上記のソースでは、リンクは1行全体に広がって表示されます。
広がり具合は「(2)横幅サイズ」で指定しています。値を100%よりも小さくすることで、幅を狭められますから、望みの大きさに調整してみてください。
「(4)角を丸く」と「(8)背景グラデーション」では、Chrome・Safari専用の記述方法とCSS3標準の記述方法を併記しています。片方の値を修正した場合は、もう片方も同様に修正してください。
ボタンの大きさは「(5)余白の調整」にあるpaddingプロパティの値を変えることで調整できます。
marginプロパティの値を変えると、周囲との距離を変えられます。レイアウトとの兼ね合いや好みに応じて修正してみてください。
続いて、文中のリンクを(文中に配置したまま)ボタン型にして押しやすくする装飾方法をご紹介いたします。
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- 本記事の内容は、2015/04/13更新時点の情報です。更新日より期間が経過している場合など、状況により現在の情報とは異なる可能性があります。
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