アフィリエイト運用

アフィリエイト初心者のお悩みをズバッと解決!part2@Tsuzuki

公開日:2023/08/10

Tsuzuki

ブロガー

Tsuzuki

こんにちは!「Tsuzuki Blog」を運営しているTsuzukiです。

アフィリエイト初心者のお悩みをズバっと解決するためにあらゆる質問にお答えした前回。
ありがたいことに好評いただいたので、今回は第二弾をお届けします!

改めて自己紹介しますと、僕は立命館大学を卒業後、IT企業に入社しWEBマーケターとしてSEOを担当。その傍ら副業でTsuzuki Blogを運営していました。最高で月34万PV、月の収益380万円を達成し、その後独立。現在はブログ・アフィリエイトをしながら関西で妻と暮らしています。

今回も「だれかに直接聞きたい!」というアフィリエイト初心者の皆さんからいただいた質問に、僕がズバズバッ!と答えていきます。アフィリエイトを頑張る皆さんのお役に立てれば嬉しいです。ぜひ最後までご覧ください。

記事のオリジナル性を出すためには、どんな事をやればよいのでしょうか?レビュー以外でオリジナルを出すための手段があれば教えてください。(Hさん/山口県)

SEOを意識すると、どうしても上位サイトと似たような記事ができてしまいますよね。
オリジナリティを出すにはどうすればいいかポイントを2つに絞って解説していきます。

「何を語るか」より「誰が語るか」を意識する

語る内容よりも、誰が語るかを意識することでオリジナリティが生まれます。

というのも、SEOを意識して記事を書く場合、検索意図を満たす必要があるため、どうしてもコンテンツ内容が他のサイトと似てしまうということが良くありますよね。

たとえば、「エアコン 掃除 やりかた」というキーワードで記事を書く場合、どの記事でもエアコンの掃除のやりかたを解説すると思います。

そこで、「誰が」エアコンの掃除のやりかたを解説するかで、差が生まれてきます。

方法(1):書き手の属性を前面に押し出す

1つ目は、書き手の属性を前面に押し出す方法です。

エアコンの掃除方法は、「掃除のプロ」「歴10年の主婦」「家電オタク」「一人暮らしの20代会社員」などによって変わってきます。

掃除のプロは手間をかけても徹底的にキレイにする方法を紹介するでしょうし、一人暮らしの20代会社員であれば手間なくサクッとできる掃除方法を紹介するかもしれません。

こんな感じで、書き手の属性によって、結果的に記事にオリジナリティが生まれてきます。

方法(2):書き手の体験談や経験をリアルに語る

2つ目は、書き手の体験談や経験をリアルに語る方法です。

実際にエアコンを掃除した体験がある筆者の場合、掃除する前には想定できなかった「気をつけるべき点」や「用意しておくべきもの」を紹介できます。

つまり、「体験したからこそ見えてくる発見」を読者にシェアできるんです。

例えば、「エアコン 掃除 やりかた」の検索上位10サイトの方法で掃除をしてみた結果を紹介するとします。その際にこんな体験談や経験談があれば、読者にとって有益ですし、オリジナリティにもつながると思います。

体験談の例

  • 多くのサイトで「商品Aを使うと便利」と書いてあったが、実際は全然効果がなかった。
  • 手袋をしないで掃除をしたら手がかぶれて大変だったので「ゴム手袋」は必須だとわかった。
  • 夏場はエアコンを隔週で掃除することで、稼働効率が良くなり電気代も節約できるとわかった。

まとめると、オリジナリティを出す方法としては「書き手の属性を押し出す」「リアルな体験談を語る」ことが効果的です。

僕は大学生のときにブログを開設したのですが、そのときの体験談を具体例に出して大学生向けにブログの始めかたの記事を作成しました。ぜひ参考にしてみてください。

【大学生向け】ブログの始め方と稼ぎ方を歴3年の筆者が解説【体験談あり】

アフィリエイトメインのブログを運営していますが、アドセンスも申請したほうがいいのでしょうか?(Iさん/三重県)

ブログの運営方針にもよりますが、僕はアフィリエイトメインならアドセンス申請の優先度は低いと考えています。

アフィリエイトメインならアドセンス申請はしなくてもOK

メインのアフィリエイト商材が決まっている特化サイトを運営している場合、アドセンス申請はしなくても問題ありません。

なぜなら、アドセンス広告がアフィリエイト広告のクリックを奪ってしまいかねないからです。

たとえば、ある記事で動画配信サービスのアフィリエイトリンクを設置しているのに、その前に表示されるアドセンス広告がクリックされて契約に至った場合、報酬がガクッと下がってしまいます。

動画配信サービスのアフィリエイト報酬が1件1,200円、アドセンスは1クリック20円の報酬だとすると、同じ成約数であっても1,000円以上の差が生まれてしまうんです。

この差を考えると、アフィリエイトで売りたい商材がある場合は、アドセンスを設置するメリットはあまりないということになります。

記事へのアクセスは多いのに売る商材がないときにアドセンスは活きる

一方で、アドセンスが活きる場合もあります。

それは、記事へのアクセス数は多いものの、「このページで紹介できる商材がない」とか「収益記事へうまく繋げられそうにない」というパターンのとき。

具体的には、ずっと雑記ブログで運営をしてきてある程度アクセス数はあるが、アフィリエイト広告を置けそうにない記事が多いブログの場合など。

こうした場合は、アドセンス広告が読者に最適化された商品を自動的に紹介してくれるので、少しであっても収益の発生する記事にすることができます。

アドセンスとアフィリエイトを上手に組み合わせることも可能

ここまでの話を聞いて、「アフィリエイト広告を貼る場合、アドセンスは不要なんだ!」と思ったかたもいるかもしれません。

たしかにアドセンス広告は、アフィリエイト広告をメインで売りたい収益記事と相性が悪いです。
ただ、集客記事との相性は実はそこまで悪くありません。

たとえば、knowクエリの記事の場合。
knowクエリは何かを知りたい!という検索意図があるクエリの事です。

「読者の疑問解決のため」「サイトの専門性を高めるため」「アクセスを獲得するため」などの理由からknowクエリの記事を作成することがあると思います。

ただ、knowクエリの記事は「キーワードの競合性が高くないので上位表示はできるが、そこから収益は見込めそうにない」ということがよくあります。

そんなときに活用したいのがアドセンス広告なんです!

アフィリエイト広告の成約につながる収益記事や、メインの動線になる集客記事にはアドセンスを設置せず、それ以外のページにアドセンスを設置することで、アドセンス×アフィリエイトのハイブリッド型を実現できます。

構成をテンプレート化すると、型が決まってしまい、いつも同じような記事になってしまいます。記事に変化を付けるにはどのような方法がありますか?(Gさん/東京都)

構成をテンプレ化すると記事の執筆はスムーズになりますが、「同じような構成になっていいのだろうか?」と不安になることもあると思います。

そもそも、同じような構成はNGなのか?という観点からお話していきますね。

横展開キーワードなら同じような構成になっても仕方がない

「○○ 評判」「○○ メリット」のようなメインのキーワードを変えるだけのキーワード=横展開キーワードを狙う場合、同じような構成になっても仕方がないと思います。

なぜなら、読者が求めている情報はそこまで変わらないからです。たとえば、「商品A  評判」と「商品B  評判」という2つの記事を書く場合、おそらくかなり似たような構成案になると思います。

商品Aが大炎上して「評判めちゃくちゃ悪そう…」みたいなイメージが読者の中に蔓延した場合は、「商品Aの評判は悪いって本当?」みたいな見出しを追加して、ちょっとは構成が変わるかもしれませんが…。(笑)

とはいえ、「商品A  評判」と「商品B  評判」というキーワードに関しては検索意図が似ているため、基本的には同じような構成になっても仕方がないと僕は考えています。

変化をつけるには「キーワードの検索意図をより深く満たす」こと!

では、どうにかして変化をつけたい場合どうすればいいのか?

それは、キーワードの検索意図をより深く満たすことです。
たとえば、「商品A 評判」と検索するユーザーは、以下のような検索意図があると考えられます。

「商品A 評判」と検索するユーザーの検索意図

  • 商品Aの評判を知って、利用するか検討したい
  • 商品A/商品B/商品Cの3つで迷っている

この場合、商品の評判を紹介した後にそれぞれの商品を比較してみてもいいかもしれません。できるだけ潜在ニーズを満たす見出しを加えると、読者のニーズを満たしつつ変化も生み出せます。

見出しの例

  • H2見出し:商品Aの評判まとめ
  • H2見出し:商品Aと商品Bと商品Cで迷っている人に向けた比較表

結論として、変化を加えるかどうかは読者が求めているかどうかで判断すべきです。

読者が求めているのであれば、似たような構成の中にも変化が加わるでしょうし、求めていないのであれば似たような構成になっても問題ありません。

構成案を考える際に上位サイトを参考にするかと思います。どのようなことに注意して見ていますか?(Fさん/埼玉県)

ブログを書く前に作成する構成案は、記事の骨組みになるので大切ですよね。
構成案作りの際、僕が上位サイトのどんなところを注意して見ているかを解説していきます。

検索上位10サイトに共通して出てくるトピックを見つける

僕が検索上位のサイトを見るときは、上位10サイトに共通して出てくるトピック(要素)を洗い出すようにしています。

検索上位10サイトに共通して出てくるトピックは、キーワードの検索意図に対する答えである可能性が高いからです。

共通して出てくるトピックをピックアップし、構成を考える際に取り入れることで、検索意図を満たすコンテンツ作りに役立てることができます。

読者視点で「ここが足りないな、わかりにくいな」という点を見つける

でも、検索上位サイトの共通トピックばかり構成に入れていたら、似たような記事ができてしまうのでは?と思ったかたもいるかもしれません。

…まさにその通りです!(笑)

1つのキーワードの検索意図に対する答えが似てしまうのは仕方がありません。
しかし、検索上位のサイトが全て100点満点のコンテンツというわけでもないんですよね。

そこでぜひ行ってほしいのが、検索上位の記事を改めて読者の視点で読んでみること。すると、「ここはわかりにくいな」とか「ここはもっと丁寧な解説がほしいな」という点が見つかるはずです。

構成案を作るときは、検索上位サイトの共通トピックを見つけ、足りない点を補うような内容にできると「検索意図は満たしつつ、上位記事より質の高いコンテンツ」を作れます。

ドメインパワーだけで上位表示されているサイトはあまり参考にしなくてOK

最後に1点、検索上位サイトの分析で注意すべきことを解説します。
それは、上位サイトが評価されているのは、コンテンツの質だけではないことがあるということです。

SEOで上位表示しているサイトが評価されているポイントは、コンテンツの質以外にも、ドメインパワーや執筆者の権威性など、複合的な要因が関係している場合もあります。

もし、検索上位サイトの記事を読んで「なんだか薄っぺらい内容だな」と思ったら、ドメインパワーを調査してみてください。内容よりもドメインパワーが強くて上位表示されているかもしれません。

そのため、ドメインパワーが高いだけで上位表示されているサイトの構成はそこまで分析しなくてOKです。もちろん、構成が素晴らしい場合は参考にしてみてくださいね。

今回はアフィリエイトの基礎というよりかは、僕が普段実践していることや考えかたなどを中心にお伝えしてみました。

アフィリエイトは焦らずに自分のペースで続けていくことが大切です。

今回紹介した内容をいっぺんにやろうとしなくても大丈夫。まずは自分のブログに取り入れられそうなものから取り組んでみてください。

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ブロガー

Tsuzuki

2019年4月に立命館大学を卒業してIT企業に入社。 インハウスのWEBマーケターとしてSEOを担当。 副業でTsuzuki Blogを運営し、約1年で月100万円の収益を達成(最高月34万PV / 売上月380万円)。 2020年5月にブロガーとして独立。 現在はオンラインブログサロン「ブログラボ」の共同代表も勤めている。

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  • 本記事の内容は、2023/08/10更新時点の情報です。更新日より期間が経過している場合など、状況により現在の情報とは異なる可能性があります。
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